2016年03月21日
A&K ARX MOE M4(その2)
三連休最終日。フジです。
昨日はAXR M4の簡単な外装レビューを行ったわけですが今回は内部(メカボックス中心)の紹介をしたいと思います。
試射していて気づいたのがレスポンスが極端に悪かったです。連射速度も遅く計ってみたら秒間10発前後でした。モーターが遅すぎるのかスプリングが強すぎるのか不明ですが様子を見てみたいと思います。
まずはチャチャッと分解してメカボックスを取り出します。普通の分解方法と変わりませんがロアフレームからメカボックスを取り出す際に引っかかりやすいので根気よく頑張ってください。
スプリングガイドは後端から抜けるタイプです。ただロアフレームが通常タイプのためスプリングを取り出すためには完全にメカボックスを取り出さねばなりません。追加工でフレームに収めたままでも交換できるように出来ますが今回は後回しです。
因みにスプリングはそれほど強いものではありませんでした。モーターに原因がありそうです。
メカボックス内部です。あらかじめメインスプリングが取り出せるのでそれほどビクビクしなくても大丈夫です。
内部は通常のVer2タイプです。
海外製にありがちな大量グリスを覚悟したのですが適正に塗られていました。
外箱にはベアリングと書いてありましたが金属製の軸受けでした。
軸受けはメカボックスにしっかり固定されていました。
スイッチ部分もマイクロスイッチではなく通常のスイッチでした。接点グリスを追加で塗布しました。
シリンダーは加速ホールがついているタイプのシリンダーです。短いバレルとバランスを合わせるためだと思います。
シリンダーとピストンヘッドはスカスカだったためG.A.W製のOリングに交換しました。ノズルを抑えてピストンを引くと後退しますが押し込むと若干の抵抗があって前進します。
全く前進しないから気密が取れていると自慢する方がいますがレスポンスの面で言えば疑問です。そもそも前進スピードが落ちるとレスポンスが下がる→レスポンスを上げるためには強いスプリングを使う→強いスプリングを引くためにはトルクの強いモーターが必要→トルクが強いモーターを最大限に使うためにはハイボルトのバッテリーが必要→ハイボルトのバッテリーを使うためには電装系の強化が必要・・・のようにキリがないと感じるのは私だけでしょうか?
そこそこの気密が取れていれば弱いスプリングでも前進スピードが稼げるので良いと思うのですが・・・
話が逸れたのでメカボックス内部の話に戻ります。
ピストン部分は金属刃では無いですが後端から2番目の刃が削られているタイプでした。
シムは薄いもの厚いものが丁寧に入れられていたので問題はないと思います。
総評として全く問題ないメカボックスだと思います。以前は「分解しないと使い物にならない」レベルだったのが「そこそこ使える」レベルになっています。
まぁ「全品分解調整済み海外製エアガンを売りにしていたのに調整せずに工賃諸々上乗せがバレて返品騒動」を起こすようなガンショップには耳の痛い話でありますね。
また、一度分解したらロアフレームとメカボックスにちょこっと加工を施します。
この部分を若干削ることでメカボックスの取り出しが楽になります。
そして組み立てると同時に部屋にあった外装パーツをこそこそと組み込んでみました。
変わった場所は
・エクシテンションアウターバレルをつけて10.5インチから14.5インチに変更。
・ストックチューブ根本にQDスリングアタッチメントを搭載。
・レプリカホロサイトを搭載。
あとはマグプル繋がりということでP-MAGのレプリカをつけてみました。
やはり14.5インチのバレルは映えますね。インナーバレルは変更していないので10.5インチバレルに戻すことも出来ます。
因みにAXRシリーズは14.5インチタイプのM4 MOEタイプの電動ガンも発売していますがグリップ部分の親指の付け根部分が延長されていないタイプです。
エクステンションアウターバレルは本体のバレルと色合いが違いましたがアサヒペンのつや消し黒スプレーで塗ったら目立たなくなりました。
(3月27日追記:ニッペのつや消し黒スプレーでした)
次回はチャンバー周りと電装系、モーターに手を入れたいと思います。
フジ
昨日はAXR M4の簡単な外装レビューを行ったわけですが今回は内部(メカボックス中心)の紹介をしたいと思います。
試射していて気づいたのがレスポンスが極端に悪かったです。連射速度も遅く計ってみたら秒間10発前後でした。モーターが遅すぎるのかスプリングが強すぎるのか不明ですが様子を見てみたいと思います。
まずはチャチャッと分解してメカボックスを取り出します。普通の分解方法と変わりませんがロアフレームからメカボックスを取り出す際に引っかかりやすいので根気よく頑張ってください。
スプリングガイドは後端から抜けるタイプです。ただロアフレームが通常タイプのためスプリングを取り出すためには完全にメカボックスを取り出さねばなりません。追加工でフレームに収めたままでも交換できるように出来ますが今回は後回しです。
因みにスプリングはそれほど強いものではありませんでした。モーターに原因がありそうです。
メカボックス内部です。あらかじめメインスプリングが取り出せるのでそれほどビクビクしなくても大丈夫です。
内部は通常のVer2タイプです。
海外製にありがちな大量グリスを覚悟したのですが適正に塗られていました。
外箱にはベアリングと書いてありましたが金属製の軸受けでした。
軸受けはメカボックスにしっかり固定されていました。
スイッチ部分もマイクロスイッチではなく通常のスイッチでした。接点グリスを追加で塗布しました。
シリンダーは加速ホールがついているタイプのシリンダーです。短いバレルとバランスを合わせるためだと思います。
シリンダーとピストンヘッドはスカスカだったためG.A.W製のOリングに交換しました。ノズルを抑えてピストンを引くと後退しますが押し込むと若干の抵抗があって前進します。
全く前進しないから気密が取れていると自慢する方がいますがレスポンスの面で言えば疑問です。そもそも前進スピードが落ちるとレスポンスが下がる→レスポンスを上げるためには強いスプリングを使う→強いスプリングを引くためにはトルクの強いモーターが必要→トルクが強いモーターを最大限に使うためにはハイボルトのバッテリーが必要→ハイボルトのバッテリーを使うためには電装系の強化が必要・・・のようにキリがないと感じるのは私だけでしょうか?
そこそこの気密が取れていれば弱いスプリングでも前進スピードが稼げるので良いと思うのですが・・・
話が逸れたのでメカボックス内部の話に戻ります。
ピストン部分は金属刃では無いですが後端から2番目の刃が削られているタイプでした。
シムは薄いもの厚いものが丁寧に入れられていたので問題はないと思います。
総評として全く問題ないメカボックスだと思います。以前は「分解しないと使い物にならない」レベルだったのが「そこそこ使える」レベルになっています。
まぁ「全品分解調整済み海外製エアガンを売りにしていたのに調整せずに工賃諸々上乗せがバレて返品騒動」を起こすようなガンショップには耳の痛い話でありますね。
また、一度分解したらロアフレームとメカボックスにちょこっと加工を施します。
この部分を若干削ることでメカボックスの取り出しが楽になります。
そして組み立てると同時に部屋にあった外装パーツをこそこそと組み込んでみました。
変わった場所は
・エクシテンションアウターバレルをつけて10.5インチから14.5インチに変更。
・ストックチューブ根本にQDスリングアタッチメントを搭載。
・レプリカホロサイトを搭載。
あとはマグプル繋がりということでP-MAGのレプリカをつけてみました。
やはり14.5インチのバレルは映えますね。インナーバレルは変更していないので10.5インチバレルに戻すことも出来ます。
因みにAXRシリーズは14.5インチタイプのM4 MOEタイプの電動ガンも発売していますがグリップ部分の親指の付け根部分が延長されていないタイプです。
エクステンションアウターバレルは本体のバレルと色合いが違いましたがアサヒペンのつや消し黒スプレーで塗ったら目立たなくなりました。
(3月27日追記:ニッペのつや消し黒スプレーでした)
次回はチャンバー周りと電装系、モーターに手を入れたいと思います。
フジ
この記事へのコメント
メカボックスってどのように取り出すのか手順を詳しく教えてください。買ったは良いもののどのように外すのかわからず手がつけれません…(泣)お願いします!
Posted by アイラノ at 2016年06月07日 23:16
アイラノ様
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
メカボックスの取り出し方については以前の記事「分解時のアドバイス」にてアッパーフレームとロアフレームの分解について記載してあります。
また、ロアフレームからメカボックスを取り出す方法に関しては次回の記事にて紹介させていただきますのでしばしお待ちください。
これからも当ブログを宜しくお願いいたします。
フジ
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
メカボックスの取り出し方については以前の記事「分解時のアドバイス」にてアッパーフレームとロアフレームの分解について記載してあります。
また、ロアフレームからメカボックスを取り出す方法に関しては次回の記事にて紹介させていただきますのでしばしお待ちください。
これからも当ブログを宜しくお願いいたします。
フジ
Posted by アイギス at 2016年06月08日 18:25
以前はありがとうございました。度々申し訳ないのですが、このM4ってデルタリングどのように取り外すのでしょうか?キーモッドのハンドガードに交換したいと思ったのですがネジがあるわけでもなく他のサイトにもなってなかったためどうしたらいいのかわからなくて…御返信お願いします!
Posted by トモアイラノ at 2016年09月24日 03:22
トモノアイラノ様
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
デルタリング周辺の分解についてですが
フロントサイト周辺を分解(ピン2本、芋ネジ1本を取り外す)
ガスチューブを抜き取る
デルタリングをデルタリングレンチで取り外す
このような手順を踏めば取り外せます。
デルタリングレンチを使わずに外す方法(大きめのプライヤーで掴む)もありますが高確率で傷つけてしまうのでおすすめできません。
また、金属フレームは意外と割れやすい為デルタリングを取り外すときは壊さないように気をつけてください。
ご参考になれば幸いです。宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
デルタリング周辺の分解についてですが
フロントサイト周辺を分解(ピン2本、芋ネジ1本を取り外す)
ガスチューブを抜き取る
デルタリングをデルタリングレンチで取り外す
このような手順を踏めば取り外せます。
デルタリングレンチを使わずに外す方法(大きめのプライヤーで掴む)もありますが高確率で傷つけてしまうのでおすすめできません。
また、金属フレームは意外と割れやすい為デルタリングを取り外すときは壊さないように気をつけてください。
ご参考になれば幸いです。宜しくお願いいたします。
Posted by アイギス at 2016年09月24日 09:47
デルタリングの下にネジがないのでデルタリングの内側のギザギザの部分をレンチで回すのでしょうか?詳しく教えてください…
Posted by トモアイラノ at 2016年09月24日 17:02
トモノアイラノ様
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
説明不足にて申し訳ありません。
A&K AXR M4 MOEの分解について次回記事にて写真付きにて詳しく記載したいと思いますのでご参照をお願いいたします。
コメントありがとうございます。
重ねて当ブログに訪問していただきありがとうございます。
説明不足にて申し訳ありません。
A&K AXR M4 MOEの分解について次回記事にて写真付きにて詳しく記載したいと思いますのでご参照をお願いいたします。
Posted by アイギス at 2016年09月24日 22:05