2016年06月11日
分解時のアドバイス(その2)
日本酒は飲んでる間は楽しいけど程々にしないと次の日は危ない(戒め)フジです。
そんなことより90000アクセスを突破しました!ありがとうございます!(この記事を書いているときに92000アクセスを越えています)
コメントを頂く回数も少しずつ増え、何度も訪問してくださる方も増えてきました。素直に嬉しいです。
今後も「痒いところに手が届きそうな雰囲気のブログ」を目指して頑張ります。
前回の記事でマイクロスイッチ搭載型メカボックスに換装したA&K M4 AXR MOEでしたが・・・
元のメカボックスに戻しました。
「マイクロスイッチのススメ」なんて記事を書いていたのに何故?と思われる方もいらっしゃると思いますがいくつか理由がありまして・・・
理由その1
「フルオート後のセミオート」
フルオートで撃った後にセレクターをセミオートにして撃とうとするとセミロックが頻発しました。
カットオフスイッチの形状の問題なのかセレクタープレートの問題なのかはたまたトリガー周りの問題なのか謎です。
ゲーム中での信頼性に関しては死活問題ですね。
理由その2
「セレクターの動き」
セーフティーポジションからセミオートポジションにする時は問題ないのですがフルオートポジションにしたときに内部で「ゴリゴリ」擦れるような感触があります。
オイルを吹きかけたりして若干は改善されましたがそれでも気合いを入れないとセレクターを変換できません。
これも信頼性を損なう要因です。
理由その3
「スプリングのビビり音」
これはメカボックスと言うよりも内部のパーツの問題だと思いますが射撃時にG&Gの電動ガンのように「バインバイン」という音がします。
以前のメカボックスでは無かったので気になるところです。
以上の理由からメカボックスを戻しました。もっともトリガースプリングが強すぎて射撃時にブレるからマイクロスイッチ型にしたのですがそれ以上に多くの問題が噴出してしまいました。
でもあくまで「私のA&K M4 AXR MOE」との相性が悪かったのだと思います。組み込む銃によっては問題ないと思います。
と、ここまでが過去の話。コメントにありました「メカボックスの取り出し方」についてお答えしたいと思います。
「そんなのわかるよ!」と言う方は読み飛ばしていただいて結構です。「初めて分解するんだけど・・・」って方には参考になれば幸いです。
ただこの銃もコネクター関係を交換していたりするので完全なノーマルではない事にご了承ください。
では解剖開始です。気分は杉田玄白の腑分けです。
まずは途中までは以前の記事「分解時のアドバイス」と被るので割愛させていただきます。
あくまでここでは「アッパーフレームとロアフレームに分かれた上でロアフレームからメカボックスの取り出し方」と致します。
未だにロアフレームにしっかり格納してあるメカボックス。
ストックパイプ内のネジを取ります。ここは長めのプラスドライバー必須です。
こうなりました。
次はグリップ底板を取ります。底部の2本のネジを取るのですがこの時に左右均等になるように緩めてください。片一方だけを完全に抜いてしまうともう片方のねじ穴に深刻なダメージを与えてしまいます。グリップのねじ穴が金属で補強されているとはいえ気をつけたい場所です。
外れました。
次にモーターの端子を取るのですがこの時にラジオペンチ等で端子を握ると被服部分にダメージを与えてしまいます。なので取るときはピンセットを使うと良いです。どうしてもとれない場合は先が曲がっているツル首ピンセットをテコの原理の要領で使うと簡単にとれます。
この銃にはSBDがついているので配線がごちゃごちゃしていますが基本的には同じです。
取れました。
次にモーターを取り出します。取り出すときの注意として取り出したら直ぐに密封できる袋に入れてください。モーターは磁石で出来ていますので周辺のネジ、砂鉄等をグイグイ引き寄せます。モーター内部に入り込んでしまったらモディファイドモーター(分解可能なモーター)で無い限り取り出すのは至難の業です。
特にサマリウムコバルトモーター等の磁力が強いモーターは本当に気をつけてください。モーターの置き場所も精密機械の近くは御法度です。
袋に入れました。
そしてグリップを取ります。奥にネジが2本あるのがわかるでしょうか?そうです。このたった2本のネジでグリップを固定しているのです。そうです。ゲーム中等に片手で保持しているときにこのたった2本のネジで重たい銃を支えているのです。この事実を知ったときに私は勝手に一人で戦慄していました。
話を戻しましてこの2本のネジをプラスドライバーで取ります。他社のM4によっては4本で保持している場合もあります。
するとグリップが取れるようになりますのでコードに負担を掛けないように取ります。
取れました。これでグリップ周りは終了です。
次にマガジンキャッチレバーを取ります。この銃の場合は細目のプラスドライバーでネジを取るだけで取り外せます。マルイの純正等ではプラスネジではなく六角ネジだったりします。かっこよさでは六角ネジに軍配が上がりますが分解のしやすさではプラスネジの圧勝です。ちなみに実銃ではどちらの方式でも無いようです。
取れました。ここまででも細かいパーツやネジが多いので紛失しないようにしてください。
次はテイクダウンピンを取ります。ここの六角ネジを取り外し・・・
ピンポンチ等でコンコン叩いて抜き取ります。
マルイ製だとここはピンだけになってるので使っているうちに緩くなって抜けてしまう場合がありますがこの銃の場合はネジで固定してあるのでネジが緩まない限り抜けてくる心配は無いですね。見た目的には賛否両論ありますがそこまで気にしない。
取れました。
そして実銃でいうところのトリガーピンを抜きます。気をつけなければならないのはこのピンには向きがあって片側にローレット加工がしてあります。抜くときには必ず右側面から抜いてください。さもないとなかなか抜けない地獄を見ます(白目)
こちらから叩いて抜いてください。ピンを組み込むときは反対側から差し込みます。
取れました。
この段階になるとメカボックスがガタガタ揺れます。
セレクターがセーフティーだと取り外しにくい場合があるのでセミに入れたりセーフティーとセミの間に入れたりして壊さないように取り出します。
これで取り外せました。基本的にはマルイ製と変わりません。組み立てるときはこの順序の逆を行ってください。
慣れてくると効率よく分解できますがまず最初は落ち着いて壊さないようにやってみてください。
フジ
そんなことより90000アクセスを突破しました!ありがとうございます!(この記事を書いているときに92000アクセスを越えています)
コメントを頂く回数も少しずつ増え、何度も訪問してくださる方も増えてきました。素直に嬉しいです。
今後も「痒いところに手が届きそうな雰囲気のブログ」を目指して頑張ります。
前回の記事でマイクロスイッチ搭載型メカボックスに換装したA&K M4 AXR MOEでしたが・・・
元のメカボックスに戻しました。
「マイクロスイッチのススメ」なんて記事を書いていたのに何故?と思われる方もいらっしゃると思いますがいくつか理由がありまして・・・
理由その1
「フルオート後のセミオート」
フルオートで撃った後にセレクターをセミオートにして撃とうとするとセミロックが頻発しました。
カットオフスイッチの形状の問題なのかセレクタープレートの問題なのかはたまたトリガー周りの問題なのか謎です。
ゲーム中での信頼性に関しては死活問題ですね。
理由その2
「セレクターの動き」
セーフティーポジションからセミオートポジションにする時は問題ないのですがフルオートポジションにしたときに内部で「ゴリゴリ」擦れるような感触があります。
オイルを吹きかけたりして若干は改善されましたがそれでも気合いを入れないとセレクターを変換できません。
これも信頼性を損なう要因です。
理由その3
「スプリングのビビり音」
これはメカボックスと言うよりも内部のパーツの問題だと思いますが射撃時にG&Gの電動ガンのように「バインバイン」という音がします。
以前のメカボックスでは無かったので気になるところです。
以上の理由からメカボックスを戻しました。もっともトリガースプリングが強すぎて射撃時にブレるからマイクロスイッチ型にしたのですがそれ以上に多くの問題が噴出してしまいました。
でもあくまで「私のA&K M4 AXR MOE」との相性が悪かったのだと思います。組み込む銃によっては問題ないと思います。
と、ここまでが過去の話。コメントにありました「メカボックスの取り出し方」についてお答えしたいと思います。
「そんなのわかるよ!」と言う方は読み飛ばしていただいて結構です。「初めて分解するんだけど・・・」って方には参考になれば幸いです。
ただこの銃もコネクター関係を交換していたりするので完全なノーマルではない事にご了承ください。
では解剖開始です。気分は杉田玄白の腑分けです。
まずは途中までは以前の記事「分解時のアドバイス」と被るので割愛させていただきます。
あくまでここでは「アッパーフレームとロアフレームに分かれた上でロアフレームからメカボックスの取り出し方」と致します。
未だにロアフレームにしっかり格納してあるメカボックス。
ストックパイプ内のネジを取ります。ここは長めのプラスドライバー必須です。
こうなりました。
次はグリップ底板を取ります。底部の2本のネジを取るのですがこの時に左右均等になるように緩めてください。片一方だけを完全に抜いてしまうともう片方のねじ穴に深刻なダメージを与えてしまいます。グリップのねじ穴が金属で補強されているとはいえ気をつけたい場所です。
外れました。
次にモーターの端子を取るのですがこの時にラジオペンチ等で端子を握ると被服部分にダメージを与えてしまいます。なので取るときはピンセットを使うと良いです。どうしてもとれない場合は先が曲がっているツル首ピンセットをテコの原理の要領で使うと簡単にとれます。
この銃にはSBDがついているので配線がごちゃごちゃしていますが基本的には同じです。
取れました。
次にモーターを取り出します。取り出すときの注意として取り出したら直ぐに密封できる袋に入れてください。モーターは磁石で出来ていますので周辺のネジ、砂鉄等をグイグイ引き寄せます。モーター内部に入り込んでしまったらモディファイドモーター(分解可能なモーター)で無い限り取り出すのは至難の業です。
特にサマリウムコバルトモーター等の磁力が強いモーターは本当に気をつけてください。モーターの置き場所も精密機械の近くは御法度です。
袋に入れました。
そしてグリップを取ります。奥にネジが2本あるのがわかるでしょうか?そうです。このたった2本のネジでグリップを固定しているのです。そうです。ゲーム中等に片手で保持しているときにこのたった2本のネジで重たい銃を支えているのです。この事実を知ったときに私は勝手に一人で戦慄していました。
話を戻しましてこの2本のネジをプラスドライバーで取ります。他社のM4によっては4本で保持している場合もあります。
するとグリップが取れるようになりますのでコードに負担を掛けないように取ります。
取れました。これでグリップ周りは終了です。
次にマガジンキャッチレバーを取ります。この銃の場合は細目のプラスドライバーでネジを取るだけで取り外せます。マルイの純正等ではプラスネジではなく六角ネジだったりします。かっこよさでは六角ネジに軍配が上がりますが分解のしやすさではプラスネジの圧勝です。ちなみに実銃ではどちらの方式でも無いようです。
取れました。ここまででも細かいパーツやネジが多いので紛失しないようにしてください。
次はテイクダウンピンを取ります。ここの六角ネジを取り外し・・・
ピンポンチ等でコンコン叩いて抜き取ります。
マルイ製だとここはピンだけになってるので使っているうちに緩くなって抜けてしまう場合がありますがこの銃の場合はネジで固定してあるのでネジが緩まない限り抜けてくる心配は無いですね。見た目的には賛否両論ありますがそこまで気にしない。
取れました。
そして実銃でいうところのトリガーピンを抜きます。気をつけなければならないのはこのピンには向きがあって片側にローレット加工がしてあります。抜くときには必ず右側面から抜いてください。さもないとなかなか抜けない地獄を見ます(白目)
こちらから叩いて抜いてください。ピンを組み込むときは反対側から差し込みます。
取れました。
この段階になるとメカボックスがガタガタ揺れます。
セレクターがセーフティーだと取り外しにくい場合があるのでセミに入れたりセーフティーとセミの間に入れたりして壊さないように取り出します。
これで取り外せました。基本的にはマルイ製と変わりません。組み立てるときはこの順序の逆を行ってください。
慣れてくると効率よく分解できますがまず最初は落ち着いて壊さないようにやってみてください。
フジ