2018年04月29日
エアガン紹介:S&T PPSH-41
リアルに布団が吹っ飛んだ。フジです。カーポートの上に乗っかっていたので脚立で取りました。
さて、皆さんは「セーラー服と機関銃」という小説を知っていますか?
赤川次郎のミステリー小説でなんやかんやあって女子高生が弱小暴力団の頭目になってラストあたりで機関銃をバリバリ撃つ・・・みたいな話です。
映像化もされていて薬師丸ひろ子版ではM3A1、長澤まさみ版ではMP40、橋本環奈版ではM3A1を使っていました。
特にMP40を持ち出したときに「渋いな~」と思っていたので橋本環奈主演では何になるかな?と楽しみに待っていたら先祖帰りのM3A1になっていてちょっと寂しかった覚えがあります。
再度映像化されたときはこの機関銃を使っていただきたい!とここでタイトルの銃の紹介になります。因みに私の一番好きなサブマシンガンでもあります。
実銃の話・・・
世界という名のキャンパスを赤くしたいと思っている心優しいヨシフおじさんはお隣の国フィンランドを赤くしようとします。
でも色ののりが良くなくて中々塗れませんでした。
という冗談は置いといて・・・
フィンランドを占領しようとしたソ連、勝敗は火を見るよりも明らかでした。
フィンランドは世界各国に救援を求めますがどの国からの兵器はポンコツ、数少なすぎ、遅すぎな状態。
そもそも確実に負ける国に対してそうそう援助できませんよね。ソ連に睨まれても嫌ですし・・・
そこでフィンランドは国中の持てる全ての力で対処しました。
ソ連は確かに大軍で攻めてきましたが少し前の大粛清の影響で有能な指揮官不在な状態、対してフィンランド軍はマンネルハイム将軍を筆頭に対応します。
兵士の志気も段違いでフィンランド兵は死に物狂い、ソ連兵は中央アジアから徴兵されていた兵士もいたのでそもそも言葉が通じないレベル。もちろん雪も見たことありません。
当初ソ連の目論見では数週間~1ヶ月で終わると踏んでいたので冬季装備も無い状態。そこをフィンランド兵は耐えに耐えて冬まで待ちます。
ソ連兵が雪で動けなくなっている所をスキーを履いたフィンランド兵(シッシ部隊)が襲います。その時フィンランド兵はスオミサブマシンガンを装備していました。
ソ連はろくに動けない、かつ全長の長いライフルを装備していたため取り回しに欠けていたので各地で負け始めます。
善戦はしたものの最終的にフィンランドは負けてしまいますが数ヶ月間も耐えて独立を保ったのは特筆すべきだと思います。
この結果を見てドイツのある人は「ソ連弱くね?いけんじゃね?」と確信しその後の史上最大の戦いへと進むのです・・・
話が脱線しすぎましたがフィンランドのシッシ部隊が使うサブマシンガンに翻弄されたソ連軍がその後開発したサブマシンガンです。
構造は至極単純なので大量生産に向いています。また装弾数もドラムマガジン内に72発とたっぷりです。
でも装弾方法を間違えると指を切断するとか・・・
ソ連軍と死闘を演じていたドイツ軍にも多数鹵獲されて準制式採用されたようです。装弾数が多いところが気に入ったようです。
対してソ連軍も鹵獲したMP40を好んで使っていたとのこと。お互い様ですね。
エアガンの話・・・
S&TのPPSHはARES製のコピー品のようです。
他にもHPからも出ていましたがグリップが太かったりであまり評判が良くなかった様子・・・
外箱は段ボール地のシンプルなもの。最近このくだりから入ることが多いこと多いこと・・・
でも持ち手付きなので持ち運びは楽々です。
中身はシールで表現。コストダウンですね。EBBと書いてあるとおり疑似ブローバックします。
初速は少し高め?この通りの初速だったことは皆無ですが・・・
箱を開けると緩衝材に包まれた主人公が登場。内容物は本体、ドラムマガジン、説明書、保証書です。BB弾等は入っていませんでした。この画像だとストックの色が高級感にあふれていますね・・・
取り出してみました。この画像のストックの色が本物(エアガン)に近いです。
そしてこの荒々しいバレルジャケットです。極悪です。
先端は発射炎を抑えるとか反動を抑えるとかで斜めになっています。極悪です。
セレクターはトリガー前にあります。この位置でフルオート。
前に出すとセミオートです。軽い力で動きますがそれ故にズレそうで怖い・・・
右側面にはフレームにメイドインチャイナ、ストックにもシールでメイドインチャイナです。主張しすぎです。
トリガーガード下にもレーザー刻印があります。文字列の意味は不明です。
バッテリーはストック内部に入れます。
バッテリースペースは非常に余裕があり7.4v 2000mAhのリポバッテリーくらいなら余裕で入ります。
片手で支えていますがかなり重いです。
チャージングハンドルを引くと同軸式のホップアップ調整ダイヤルがあります。
ハンドルを一番引いた状態で押し込むとセーフティーが掛かります。
かつ逆転防止ラッチも解放されます。
隠れた便利機能です。
付属のドラムマガジンです。金属製で中々重いです。2000発入るとのこと・・・極悪です。
ネジを緩めて金属板をずらすと・・・
これ本当に2000発入るの?とてもそんなスペースには見えません。
因みにゼンマイ式です。
装着してみました。極悪です。
因みにPPSHは「ペーペーシャ」という愛称がありますがロシア語で「殺せ、殺せ」という意味があるみたいです。超極悪です。
今回はざっくりした紹介でしたがこれから調整に入りたいと思います。
もし気になることがあったらコメントください。
フジ
さて、皆さんは「セーラー服と機関銃」という小説を知っていますか?
赤川次郎のミステリー小説でなんやかんやあって女子高生が弱小暴力団の頭目になってラストあたりで機関銃をバリバリ撃つ・・・みたいな話です。
映像化もされていて薬師丸ひろ子版ではM3A1、長澤まさみ版ではMP40、橋本環奈版ではM3A1を使っていました。
特にMP40を持ち出したときに「渋いな~」と思っていたので橋本環奈主演では何になるかな?と楽しみに待っていたら先祖帰りのM3A1になっていてちょっと寂しかった覚えがあります。
再度映像化されたときはこの機関銃を使っていただきたい!とここでタイトルの銃の紹介になります。因みに私の一番好きなサブマシンガンでもあります。
実銃の話・・・
世界という名のキャンパスを赤くしたいと思っている心優しいヨシフおじさんはお隣の国フィンランドを赤くしようとします。
でも色ののりが良くなくて中々塗れませんでした。
という冗談は置いといて・・・
フィンランドを占領しようとしたソ連、勝敗は火を見るよりも明らかでした。
フィンランドは世界各国に救援を求めますがどの国からの兵器はポンコツ、数少なすぎ、遅すぎな状態。
そもそも確実に負ける国に対してそうそう援助できませんよね。ソ連に睨まれても嫌ですし・・・
そこでフィンランドは国中の持てる全ての力で対処しました。
ソ連は確かに大軍で攻めてきましたが少し前の大粛清の影響で有能な指揮官不在な状態、対してフィンランド軍はマンネルハイム将軍を筆頭に対応します。
兵士の志気も段違いでフィンランド兵は死に物狂い、ソ連兵は中央アジアから徴兵されていた兵士もいたのでそもそも言葉が通じないレベル。もちろん雪も見たことありません。
当初ソ連の目論見では数週間~1ヶ月で終わると踏んでいたので冬季装備も無い状態。そこをフィンランド兵は耐えに耐えて冬まで待ちます。
ソ連兵が雪で動けなくなっている所をスキーを履いたフィンランド兵(シッシ部隊)が襲います。その時フィンランド兵はスオミサブマシンガンを装備していました。
ソ連はろくに動けない、かつ全長の長いライフルを装備していたため取り回しに欠けていたので各地で負け始めます。
善戦はしたものの最終的にフィンランドは負けてしまいますが数ヶ月間も耐えて独立を保ったのは特筆すべきだと思います。
この結果を見てドイツのある人は「ソ連弱くね?いけんじゃね?」と確信しその後の史上最大の戦いへと進むのです・・・
話が脱線しすぎましたがフィンランドのシッシ部隊が使うサブマシンガンに翻弄されたソ連軍がその後開発したサブマシンガンです。
構造は至極単純なので大量生産に向いています。また装弾数もドラムマガジン内に72発とたっぷりです。
でも装弾方法を間違えると指を切断するとか・・・
ソ連軍と死闘を演じていたドイツ軍にも多数鹵獲されて準制式採用されたようです。装弾数が多いところが気に入ったようです。
対してソ連軍も鹵獲したMP40を好んで使っていたとのこと。お互い様ですね。
エアガンの話・・・
S&TのPPSHはARES製のコピー品のようです。
他にもHPからも出ていましたがグリップが太かったりであまり評判が良くなかった様子・・・
外箱は段ボール地のシンプルなもの。最近このくだりから入ることが多いこと多いこと・・・
でも持ち手付きなので持ち運びは楽々です。
中身はシールで表現。コストダウンですね。EBBと書いてあるとおり疑似ブローバックします。
初速は少し高め?この通りの初速だったことは皆無ですが・・・
箱を開けると緩衝材に包まれた主人公が登場。内容物は本体、ドラムマガジン、説明書、保証書です。BB弾等は入っていませんでした。この画像だとストックの色が高級感にあふれていますね・・・
取り出してみました。この画像のストックの色が本物(エアガン)に近いです。
そしてこの荒々しいバレルジャケットです。極悪です。
先端は発射炎を抑えるとか反動を抑えるとかで斜めになっています。極悪です。
セレクターはトリガー前にあります。この位置でフルオート。
前に出すとセミオートです。軽い力で動きますがそれ故にズレそうで怖い・・・
右側面にはフレームにメイドインチャイナ、ストックにもシールでメイドインチャイナです。主張しすぎです。
トリガーガード下にもレーザー刻印があります。文字列の意味は不明です。
バッテリーはストック内部に入れます。
バッテリースペースは非常に余裕があり7.4v 2000mAhのリポバッテリーくらいなら余裕で入ります。
片手で支えていますがかなり重いです。
チャージングハンドルを引くと同軸式のホップアップ調整ダイヤルがあります。
ハンドルを一番引いた状態で押し込むとセーフティーが掛かります。
かつ逆転防止ラッチも解放されます。
隠れた便利機能です。
付属のドラムマガジンです。金属製で中々重いです。2000発入るとのこと・・・極悪です。
ネジを緩めて金属板をずらすと・・・
これ本当に2000発入るの?とてもそんなスペースには見えません。
因みにゼンマイ式です。
装着してみました。極悪です。
因みにPPSHは「ペーペーシャ」という愛称がありますがロシア語で「殺せ、殺せ」という意味があるみたいです。超極悪です。
今回はざっくりした紹介でしたがこれから調整に入りたいと思います。
もし気になることがあったらコメントください。
フジ