2015年10月28日
S&T M4 URX ショート(その6)
急に寒くなり周りでは風邪を引いている人増加中です。皆さんもお体に気をつけてお過ごしください。フジです。
今回は久しぶりのナンバリングタイトルです。
10月24日にヴァルハラ様の定例会に参加してきました。その内容は別記事にて紹介されています。そのゲームでの出来事・・・
私のM4 URXにはARESの電子制御メカボックスを積んでいてキレが良く、また別売りのコントロールユニットによって3点バーストを撃てるようになっていました。
3点バーストを使い連続で撃ちそりゃもうフルオートに匹敵するくらいの連射速度で撃っていたら・・・
「パパパンパパパンパパパン パパパパパパパパパパパパ!」
突然フルオートが止まらなくなりました。
マガジン内の弾をあっという間に撃ち尽くしカラ撃ち状態でもパパパパパパパ・・・
トリガーから指を離してもパパパパパパパ・・・
セレクターをセーフティーに入れてもパパパパパパパ・・・
バッテリーを抜いたらやっと静かになりました。
もうこれは確実に電子回路の暴走と考えて良さそうです。
セーフティーゾーンに戻り分解し配線を取り出してモーターのみを接続しバッテリーを繋いだ瞬間にウィーン・・・
その場ではもうどうしようも出来なかったので無くさないようにしょんぼりしながらパーツを纏めてその日はハニーバジャーでプレイしていました。もちろんハニーバジャーにも電子回路搭載されているので壊さないように・・・そりゃもう優しく・・・
家に戻って早速修理です。
見たところ電子回路のみの故障なのでメカボックス内のパーツを移植することにしました。
そこでこれは良い機会!とのことでいろいろ気になっていたパーツを組み込んでみました。
まずはこれ。
ZC Leopard製QDメカボックス
以前から気になっていたメカボックスです。
QDの名の通りスプリングとスプリングガイドをメカボックス後端から抜き取ることができます。
正直なところ通常型メカボックスであれば部屋に転がっているのですが前回の記事で汗水垂らしながらフレームをQDタイプに加工したので・・・
内容は
・メカボックス本体
・トリガー周り
・専用スプリングガイド
・前出し配線用コード
です。
私のM4 URXは後ろ出し配線なのでサクッと変更。
表面は何かの処理(塗装?)をしてあるようでサラサラしています。
このメカボックスの特徴は
QDタイプなので完全分解せずにスプリングを取り出せることと・・・
スイッチ周りがマイクロスイッチなのです。
これにより「カチカチ」というマイクロスイッチ特有のトリガー感覚になります。
ちなみにこのマイクロスイッチ・・・
オムロン製の「V-15-1A5」と互換があります。
因みにA&K製ミニミと同じマイクロスイッチです。
端子を折り取り半田付けをしなければなりませんがパーツ供給がしっかりしているのはありがたいですね。
私は既に心配なのでオムロン製マイクロスイッチに交換してしまいました(上の配線写真は互換性があると判明する前の写真です。この後交換しました。)
また、このメカボックスには軸受けを自分で用意する必要があります。
軸受けはZC Leopard製の8mm ステンレス軸受けです。
この軸受けは精度が良く評判が高いので買ってみました。
軸受け内部には溝が掘ってありグリスが溜まるようになっています。芸が細かいですね。
早速新品のメカボックスに装着してみたいと思います。同じメーカー同士ならピチッと気持ち良く組めるはず・・・
ピッタリと入りません。途中で引っかかっている感じがあります。
同じメーカーなのにどうして?と思いながらメカボックスを見ていると軸受けに押されてメカボックスの塗装が剥がれています。
一度軸受けを取り外し紙ヤスリで塗装を剥がすように穴を微妙に拡大し組んでみると…
「ククッ…」と強めの抵抗があってぴったり組み込めました。
同じメーカーであっても油断できないですね。でもそこがまた楽しいのです。
ここまできたらギアも換えてみたいと思います。
COREというメーカーのギアセットをちょっと前に買ってあったので組み込んで見たいと思います。
これはスパーギア。ハイサイクルにするつもりはないのでマルイ製ギアセットと同じ18:1のギア比のものを購入しました。
これはセクターギア。バランス取りの為に穴が空いています。
二つの素材から作られているようです。
ベベルギアも二つの素材で作られています。
逆転防止ラッチの歯数は8枚。因みに私は4枚ラッチの物しか使ったことがありません。どのような作動をするのか・・・
何はともあれ組んでみましょう。
シム調整中の1コマ
・・・とにかくベベルギアをきっちり・・・
付属のモーター接続用のファストン端子が金属疲労で限界だったので丸形端子に変更。(0.75×3)という端子がピッタリです。カシメて熱収縮チューブを着けて・・・
スイッチの接点保護のためにSBDを着けておきます。今回はパーツボックスの奥底に眠っていたバリカタを使います。市販のSBDの中でも大型で入れられる銃を選びますが強力に保護してくれる・・・気がします。
モーターは以前からの流用です。どうもネオジム磁石を使っているようでサマリウムコバルトモーターよりもピニオンを手で回すのが大変です。エアダスターで埃を取り払い組み込みます。
リポバッテリーを含め電動ガンを使う上で安全措置は必須!今回もサーキットブレーカーを使いました。通常のヒューズと違い機能停止したら異常箇所を修理してブレーカーのボタンを押すだけなので楽です。ピストンクラッシュしてもトリガーを引き続けバッテリーの異常加熱→発火はなんとしても避けなければなりません。
でもかさばって入れるスペースが無い・・・というのは言い訳にしかなりません。どうにかしてスペースを作るのも腕の見せ所。少し前から装備しているストックのこの部分に穴をあけて・・・
ここの空間に格納。無理なく格好良く入っています。
完成です!といっても外観は変わっていないですが・・・ただ中身は「枯れた技術」のみで構成されているので信頼性は抜群です。
また、たとえ故障してもすぐに修理できるように組んであります。
早速初速を計ってみたいと思います。
・・・・・・・・・
10発平均で87m/sでした(0.20g使用)
以前よりも初速が下がっているのは恐らくピストンヘッドに塗ったグリス(マルイ製高粘度特殊グリス)がまだ馴染んでなく、ピストンの前進速度が遅くなっているものだと思います。
少し日数を置いたり使っていれば上がっていくかも・・・そしたらまた調整です。
こうしてどうにか復活を遂げたM4 URX。でもまたトラブルに見舞われる事はありえる!僕たちの戦いはこれからだ!
フジ
急に寒くなり周りでは風邪を引いている人増加中です。皆さんもお体に気をつけてお過ごしください。フジです。
今回は久しぶりのナンバリングタイトルです。
10月24日にヴァルハラ様の定例会に参加してきました。その内容は別記事にて紹介されています。そのゲームでの出来事・・・
私のM4 URXにはARESの電子制御メカボックスを積んでいてキレが良く、また別売りのコントロールユニットによって3点バーストを撃てるようになっていました。
3点バーストを使い連続で撃ちそりゃもうフルオートに匹敵するくらいの連射速度で撃っていたら・・・
「パパパンパパパンパパパン パパパパパパパパパパパパ!」
突然フルオートが止まらなくなりました。
マガジン内の弾をあっという間に撃ち尽くしカラ撃ち状態でもパパパパパパパ・・・
トリガーから指を離してもパパパパパパパ・・・
セレクターをセーフティーに入れてもパパパパパパパ・・・
バッテリーを抜いたらやっと静かになりました。
もうこれは確実に電子回路の暴走と考えて良さそうです。
セーフティーゾーンに戻り分解し配線を取り出してモーターのみを接続しバッテリーを繋いだ瞬間にウィーン・・・
その場ではもうどうしようも出来なかったので無くさないようにしょんぼりしながらパーツを纏めてその日はハニーバジャーでプレイしていました。もちろんハニーバジャーにも電子回路搭載されているので壊さないように・・・そりゃもう優しく・・・
家に戻って早速修理です。
見たところ電子回路のみの故障なのでメカボックス内のパーツを移植することにしました。
そこでこれは良い機会!とのことでいろいろ気になっていたパーツを組み込んでみました。
まずはこれ。
ZC Leopard製QDメカボックス
以前から気になっていたメカボックスです。
QDの名の通りスプリングとスプリングガイドをメカボックス後端から抜き取ることができます。
正直なところ通常型メカボックスであれば部屋に転がっているのですが前回の記事で汗水垂らしながらフレームをQDタイプに加工したので・・・
内容は
・メカボックス本体
・トリガー周り
・専用スプリングガイド
・前出し配線用コード
です。
私のM4 URXは後ろ出し配線なのでサクッと変更。
表面は何かの処理(塗装?)をしてあるようでサラサラしています。
このメカボックスの特徴は
QDタイプなので完全分解せずにスプリングを取り出せることと・・・
スイッチ周りがマイクロスイッチなのです。
これにより「カチカチ」というマイクロスイッチ特有のトリガー感覚になります。
ちなみにこのマイクロスイッチ・・・
オムロン製の「V-15-1A5」と互換があります。
因みにA&K製ミニミと同じマイクロスイッチです。
端子を折り取り半田付けをしなければなりませんがパーツ供給がしっかりしているのはありがたいですね。
私は既に心配なのでオムロン製マイクロスイッチに交換してしまいました(上の配線写真は互換性があると判明する前の写真です。この後交換しました。)
また、このメカボックスには軸受けを自分で用意する必要があります。
軸受けはZC Leopard製の8mm ステンレス軸受けです。
この軸受けは精度が良く評判が高いので買ってみました。
軸受け内部には溝が掘ってありグリスが溜まるようになっています。芸が細かいですね。
早速新品のメカボックスに装着してみたいと思います。同じメーカー同士ならピチッと気持ち良く組めるはず・・・
ピッタリと入りません。途中で引っかかっている感じがあります。
同じメーカーなのにどうして?と思いながらメカボックスを見ていると軸受けに押されてメカボックスの塗装が剥がれています。
一度軸受けを取り外し紙ヤスリで塗装を剥がすように穴を微妙に拡大し組んでみると…
「ククッ…」と強めの抵抗があってぴったり組み込めました。
同じメーカーであっても油断できないですね。でもそこがまた楽しいのです。
ここまできたらギアも換えてみたいと思います。
COREというメーカーのギアセットをちょっと前に買ってあったので組み込んで見たいと思います。
これはスパーギア。ハイサイクルにするつもりはないのでマルイ製ギアセットと同じ18:1のギア比のものを購入しました。
これはセクターギア。バランス取りの為に穴が空いています。
二つの素材から作られているようです。
ベベルギアも二つの素材で作られています。
逆転防止ラッチの歯数は8枚。因みに私は4枚ラッチの物しか使ったことがありません。どのような作動をするのか・・・
何はともあれ組んでみましょう。
シム調整中の1コマ
・・・とにかくベベルギアをきっちり・・・
付属のモーター接続用のファストン端子が金属疲労で限界だったので丸形端子に変更。(0.75×3)という端子がピッタリです。カシメて熱収縮チューブを着けて・・・
スイッチの接点保護のためにSBDを着けておきます。今回はパーツボックスの奥底に眠っていたバリカタを使います。市販のSBDの中でも大型で入れられる銃を選びますが強力に保護してくれる・・・気がします。
モーターは以前からの流用です。どうもネオジム磁石を使っているようでサマリウムコバルトモーターよりもピニオンを手で回すのが大変です。エアダスターで埃を取り払い組み込みます。
リポバッテリーを含め電動ガンを使う上で安全措置は必須!今回もサーキットブレーカーを使いました。通常のヒューズと違い機能停止したら異常箇所を修理してブレーカーのボタンを押すだけなので楽です。ピストンクラッシュしてもトリガーを引き続けバッテリーの異常加熱→発火はなんとしても避けなければなりません。
でもかさばって入れるスペースが無い・・・というのは言い訳にしかなりません。どうにかしてスペースを作るのも腕の見せ所。少し前から装備しているストックのこの部分に穴をあけて・・・
ここの空間に格納。無理なく格好良く入っています。
完成です!といっても外観は変わっていないですが・・・ただ中身は「枯れた技術」のみで構成されているので信頼性は抜群です。
また、たとえ故障してもすぐに修理できるように組んであります。
早速初速を計ってみたいと思います。
・・・・・・・・・
10発平均で87m/sでした(0.20g使用)
以前よりも初速が下がっているのは恐らくピストンヘッドに塗ったグリス(マルイ製高粘度特殊グリス)がまだ馴染んでなく、ピストンの前進速度が遅くなっているものだと思います。
少し日数を置いたり使っていれば上がっていくかも・・・そしたらまた調整です。
こうしてどうにか復活を遂げたM4 URX。でもまたトラブルに見舞われる事はありえる!僕たちの戦いはこれからだ!
フジ