2015年05月25日
エアガン紹介:S&T M4 URX ショート(その3)
フジです。
本日はゲームに投入した使用感と、先だっていただきましたコメントを参考にしたものについて書きたいと思います。
最初に現状の状態がこれです。
この状態でゲームで使いました。以前のレビューからの変更点としましては
・ハイダーをSPRタイプハイダーに変更。
・マグウェル部分にアシストグリップラバーを追加。
・グリップをエルゴタイプグリップに変更。
・ストックをHK416タイプストックに変更。
・ストック変更によりバッテリーをストック内に移設。
となっています。
ハイダー以外は私的に少しでも使いやすくするために変更しました。
1日使用した感想としては左右の弾の散らばりが気になる感じでした。あとギア鳴りが気になったかな?シム調整なのかモーターの位置なのか・・・
それでも快調に動き確認しただけでも3人ヒットを取れました。これは良いぞ!
次にコメントにもありました「ハンドガード部分の分解」についてです。
通常通りレシーバーを分割しハンドガード側面のネジ、フロントサイトのピンを外します。
側面のネジを外して前にスライドさせるとハンドガード下部が外れます。
ちなみにハンドガードのネジは先頭部のみ長く中部、後部は短いです。つかネジが長くてアウターバレルに傷ついてる・・・(´・ω・`)
そうするとアウターバレル基部に怪しいネジが・・・
もしやURX特有の特殊工具を使わねばならないのか?
私はこういう特殊工具を使わねばならない構造が嫌いです。特に米国のナイツ社では著しく目立ち所謂「ナイツ商法」と言われています。
URXⅡ関してはバージョンアップされる度に新たな工具が必要な始末・・・それもURXにしか使えない特殊な工具・・・
日本人を舐めるな!大和民族の力見せてやる!(`・ω・´)
取れました~
単純にネジにあった四個のミゾにうまくラジオペンチをあてがって回転させました。それほど苦労せずに取れました。戻すときも逆の手順でいけると思います。
それで完全に取り外したものがこれ。
基部は普通のバレルタイプですね。前述のアウターバレルの傷が見えますね・・・(´・ω・`)
そして喜んでいるのもつかの間新たな壁が・・・
どうすんのこれ?
調べてみるとハンドガードを回転させるようなのですがウンともスンともいわない!さらにアルミフレームだから無理をさせるわけにもいかない・・・取れるはずなのに・・・
もしかしたら組立段階で強力なネジロックないしは接着剤を使っている可能性があります。キングアームズのM4のデルタリングのネジも硬くて取れなかったので・・・
コンコン叩いてみたりライターであぶってみたりしましたがどうにも取れません。何かが焦げる変な臭いはしましたが・・・
もしかしたら個体差というのもあります。私の個体のみが取れなかったのかもしれません。もし「取れたよ~」とか「○○な方法があるよ~」などありましたら連絡いただければと思います。(人∀・)タノム !
ここで終わってはいたずらに分解したのみになってしまう・・・
ならばこれを機会にメカボックスのクリーニングをしてしまおう!
ついでに気になっていたパーツも組み込んでみよう!
元々鬼ホップで撃ち込んで慣れてきたのですがそれでもホップダイヤルを一番緩めた状態でした。
少しでも改善するために(あと興味本位)用意したのはこちら!
PDI製、ダブルホールドチャンバーパッキンとSHS製、M4用チャンバー(プラスチック)です。
パッキンの方は今まで使っていた中で弾道が一番安定する(と思う)ダブルホールドチャンバーパッキンです。
30メートル位の射撃で左右に散る幅が少ない・・・と思います。
チャンバーの方は元々ProWin製のチャンバーを買うつもりでしたがエチゴヤに何気なくぶら下がっていたこの商品を見て衝動買いしてしまいました。(後日ProWin製の方も買いました)
構造はProWin製チャンバーが樹脂になって肉厚になったような感じです。ええ、完全に怖いもの見たさです。
元々付属の金属製チャンバーはマルイ製M4のコピーのようですがホップアームにかなりガタがあったりします。
そして一番驚いたのがこれ
プラ部品の軸を潰して止めてる・・・
本来は金属のリングで止まっているのですが・・・一度抜き去ったら最後ですね・・・
もちろんチャンバーもグリスだらけ・・・
でもこんなのでは驚かない!
綺麗に脱脂して新たなパッキンを被せてチャンバーを組み立てました。今度分解するときにはバレルとホップアップラバーを工夫して長掛けホップに挑戦してみても面白いかもしれません。
次はメカボ洗浄です。いったい中身はどうなってるのか・・・
軸受周辺に金属粉が・・・不安・・・ちなみにベアリング軸受でした。
いざ開帳!
緑色のグリスではないな?量はちょっと多いくらいかな?ふむむ・・・?
臭い!何か鼻にツンとする臭いが!頭が痛くなってきた!換気だ換気!
その後パーツクリーナー、中性洗剤、ブラシ等を使用してグリスを取り払いました。つかこのグリス定着性良すぎてなかなか取れない・・・
キレイキレイ。外側の塗装が若干入り込んでいますね・・・
その後パーツを組み込みシム調整をして完成です。
シム調整は主流のベベルギア基準の方法です、こればっかりは経験や知識よりも根気が重要だと思います。
メカボックスを閉じて手で押さえてスムーズに回ってもネジで止めると動かなかったり、フレームに収めた途端にガリガリいったり・・・
軸受は指で押すと「クッ」とはまるくらいだったので固定はしていません。
ちなみにグリスはフジ謹製のオリジナルブレンドグリス!
そんなもんあるわけありません。マルイのシリコングリスと高粘度グリスです。安いし手に入りやすいしとにかくこれ使っておけば問題ないので・・・(そもそも高価なチューニンググリスに懐疑的でもあります。劇的に変わるものでもないのですかね?)
そして組み立てて完成です。外観的には変更点はありません。
しかしチャージングハンドルを引くと・・・
同軸式のチャンバーが見えます。おお、安っちい・・・なんか子供用ブロックの成形色みたい・・・
早速近所のシューティングレンジにて試射です。
ノンホップでは手前に落ちる。だんだんホップを強くしていって・・・
ちょうど1/3回したところでちょうど良くなりました。そして換装前よりも左右に散る弾が少なくなりました。
ホップアップもドラム式なので微妙な調整が効くようになりました。
初速は依然の危なっかしい初速から90m/s前後で安定しました。これで安心して使えます。
これからの活躍に期待です!
フジ
本日はゲームに投入した使用感と、先だっていただきましたコメントを参考にしたものについて書きたいと思います。
最初に現状の状態がこれです。
この状態でゲームで使いました。以前のレビューからの変更点としましては
・ハイダーをSPRタイプハイダーに変更。
・マグウェル部分にアシストグリップラバーを追加。
・グリップをエルゴタイプグリップに変更。
・ストックをHK416タイプストックに変更。
・ストック変更によりバッテリーをストック内に移設。
となっています。
ハイダー以外は私的に少しでも使いやすくするために変更しました。
1日使用した感想としては左右の弾の散らばりが気になる感じでした。あとギア鳴りが気になったかな?シム調整なのかモーターの位置なのか・・・
それでも快調に動き確認しただけでも3人ヒットを取れました。これは良いぞ!
次にコメントにもありました「ハンドガード部分の分解」についてです。
通常通りレシーバーを分割しハンドガード側面のネジ、フロントサイトのピンを外します。
側面のネジを外して前にスライドさせるとハンドガード下部が外れます。
ちなみにハンドガードのネジは先頭部のみ長く中部、後部は短いです。つかネジが長くてアウターバレルに傷ついてる・・・(´・ω・`)
そうするとアウターバレル基部に怪しいネジが・・・
もしやURX特有の特殊工具を使わねばならないのか?
私はこういう特殊工具を使わねばならない構造が嫌いです。特に米国のナイツ社では著しく目立ち所謂「ナイツ商法」と言われています。
URXⅡ関してはバージョンアップされる度に新たな工具が必要な始末・・・それもURXにしか使えない特殊な工具・・・
日本人を舐めるな!大和民族の力見せてやる!(`・ω・´)
取れました~
単純にネジにあった四個のミゾにうまくラジオペンチをあてがって回転させました。それほど苦労せずに取れました。戻すときも逆の手順でいけると思います。
それで完全に取り外したものがこれ。
基部は普通のバレルタイプですね。前述のアウターバレルの傷が見えますね・・・(´・ω・`)
そして喜んでいるのもつかの間新たな壁が・・・
どうすんのこれ?
調べてみるとハンドガードを回転させるようなのですがウンともスンともいわない!さらにアルミフレームだから無理をさせるわけにもいかない・・・取れるはずなのに・・・
もしかしたら組立段階で強力なネジロックないしは接着剤を使っている可能性があります。キングアームズのM4のデルタリングのネジも硬くて取れなかったので・・・
コンコン叩いてみたりライターであぶってみたりしましたがどうにも取れません。何かが焦げる変な臭いはしましたが・・・
もしかしたら個体差というのもあります。私の個体のみが取れなかったのかもしれません。もし「取れたよ~」とか「○○な方法があるよ~」などありましたら連絡いただければと思います。(人∀・)タノム !
ここで終わってはいたずらに分解したのみになってしまう・・・
ならばこれを機会にメカボックスのクリーニングをしてしまおう!
ついでに気になっていたパーツも組み込んでみよう!
元々鬼ホップで撃ち込んで慣れてきたのですがそれでもホップダイヤルを一番緩めた状態でした。
少しでも改善するために(あと興味本位)用意したのはこちら!
PDI製、ダブルホールドチャンバーパッキンとSHS製、M4用チャンバー(プラスチック)です。
パッキンの方は今まで使っていた中で弾道が一番安定する(と思う)ダブルホールドチャンバーパッキンです。
30メートル位の射撃で左右に散る幅が少ない・・・と思います。
チャンバーの方は元々ProWin製のチャンバーを買うつもりでしたがエチゴヤに何気なくぶら下がっていたこの商品を見て衝動買いしてしまいました。(後日ProWin製の方も買いました)
構造はProWin製チャンバーが樹脂になって肉厚になったような感じです。ええ、完全に怖いもの見たさです。
元々付属の金属製チャンバーはマルイ製M4のコピーのようですがホップアームにかなりガタがあったりします。
そして一番驚いたのがこれ
プラ部品の軸を潰して止めてる・・・
本来は金属のリングで止まっているのですが・・・一度抜き去ったら最後ですね・・・
もちろんチャンバーもグリスだらけ・・・
でもこんなのでは驚かない!
綺麗に脱脂して新たなパッキンを被せてチャンバーを組み立てました。今度分解するときにはバレルとホップアップラバーを工夫して長掛けホップに挑戦してみても面白いかもしれません。
次はメカボ洗浄です。いったい中身はどうなってるのか・・・
軸受周辺に金属粉が・・・不安・・・ちなみにベアリング軸受でした。
いざ開帳!
緑色のグリスではないな?量はちょっと多いくらいかな?ふむむ・・・?
臭い!何か鼻にツンとする臭いが!頭が痛くなってきた!換気だ換気!
その後パーツクリーナー、中性洗剤、ブラシ等を使用してグリスを取り払いました。つかこのグリス定着性良すぎてなかなか取れない・・・
キレイキレイ。外側の塗装が若干入り込んでいますね・・・
その後パーツを組み込みシム調整をして完成です。
シム調整は主流のベベルギア基準の方法です、こればっかりは経験や知識よりも根気が重要だと思います。
メカボックスを閉じて手で押さえてスムーズに回ってもネジで止めると動かなかったり、フレームに収めた途端にガリガリいったり・・・
軸受は指で押すと「クッ」とはまるくらいだったので固定はしていません。
ちなみにグリスはフジ謹製のオリジナルブレンドグリス!
そんなもんあるわけありません。マルイのシリコングリスと高粘度グリスです。安いし手に入りやすいしとにかくこれ使っておけば問題ないので・・・(そもそも高価なチューニンググリスに懐疑的でもあります。劇的に変わるものでもないのですかね?)
そして組み立てて完成です。外観的には変更点はありません。
しかしチャージングハンドルを引くと・・・
同軸式のチャンバーが見えます。おお、安っちい・・・なんか子供用ブロックの成形色みたい・・・
早速近所のシューティングレンジにて試射です。
ノンホップでは手前に落ちる。だんだんホップを強くしていって・・・
ちょうど1/3回したところでちょうど良くなりました。そして換装前よりも左右に散る弾が少なくなりました。
ホップアップもドラム式なので微妙な調整が効くようになりました。
初速は依然の危なっかしい初速から90m/s前後で安定しました。これで安心して使えます。
これからの活躍に期待です!
フジ
この記事へのコメント
はじめまして~。
同じくS&TのURXを購入してイジイジしておりますが、チャンバーのウンコさはすさまじかったです・・・。アウターも先端の長いネジで剛性とセンターを保っている(つまり緩めるとぐらぐら)なのも・・・。まあ中華にしてはマシですけどね。
同じくS&TのURXを購入してイジイジしておりますが、チャンバーのウンコさはすさまじかったです・・・。アウターも先端の長いネジで剛性とセンターを保っている(つまり緩めるとぐらぐら)なのも・・・。まあ中華にしてはマシですけどね。
Posted by TMS TAKESHI98 at 2015年05月25日 23:30
TMS TAKESHI98様
コメントありがとうございます。
全く弾が出ない、ポロ弾が頻発するレベルであれば即交換なのですがある程度弾が出るレベルなので取り外したパーツも取って置いてしまう・・・私の悪い癖です。
私的には高精度の樹脂製のチャンバーを発売してくれれば決定版になりえるのですが・・・
私も当初バレルがグラグラでしたが上の記事でどうにか取ったネジを増し締めしたところグラツキはなくなりました。
個体差があるかもですが参考になれば幸いです。
コメントありがとうございます。
全く弾が出ない、ポロ弾が頻発するレベルであれば即交換なのですがある程度弾が出るレベルなので取り外したパーツも取って置いてしまう・・・私の悪い癖です。
私的には高精度の樹脂製のチャンバーを発売してくれれば決定版になりえるのですが・・・
私も当初バレルがグラグラでしたが上の記事でどうにか取ったネジを増し締めしたところグラツキはなくなりました。
個体差があるかもですが参考になれば幸いです。
Posted by アイギス at 2015年05月26日 00:59
記事どうもです。
とても参考になりました!
ハンドガードは分解できそうにないですね
私のも回りませんでした(;´・ω・)
とても参考になりました!
ハンドガードは分解できそうにないですね
私のも回りませんでした(;´・ω・)
Posted by AsA at 2015年05月26日 01:37
AsA様
コメントありがとうございます。
さらに強い火力(ガストーチ等)で炙ることも考えたのですが金属部品が脆くなってしまうのでは?ということでできませんでした。
この価格でURXが手に入る事に感謝したいと思います。(笑)
コメントありがとうございます。
さらに強い火力(ガストーチ等)で炙ることも考えたのですが金属部品が脆くなってしまうのでは?ということでできませんでした。
この価格でURXが手に入る事に感謝したいと思います。(笑)
Posted by アイギス at 2015年05月26日 06:44
おお、有益情報ありがとうございます。アウターまわり完全分解かぁメンドクセと思ってたんで、基部だけでなんとかなるならまだ良かった…。
Posted by TMS TAKESHI98 at 2015年05月26日 10:17
TMS TAKESHI98様
コメントありがとうございます。
少しでも参考になれたなら幸いです。
TMS TAKESHI98様のブログにも今度お邪魔させていただきますね。
コメントありがとうございます。
少しでも参考になれたなら幸いです。
TMS TAKESHI98様のブログにも今度お邪魔させていただきますね。
Posted by アイギス at 2015年05月26日 17:16
こんばんは、はじめまして。
ブログ拝見させて頂きました。
私もS&TのURXロングを持ってます。
私のレールハンドガードもネジロックでがっちり接着せれていました。
外し方なんですが、冷蔵庫でアッパーごと冷やします。ガッツリ冷やしてからレール側をヒートガンで温めて下さい。全周をしっかり温めてから緩める方向にプラスチックハンマーでハンドガード上側を叩きます。ハンドガードが冷えないように時々温めながら締める方向、緩める方向に少しずつ回転させると徐々に外れてきます。
フレーム側を叩いてしまうと割れますし、一気に緩めようとしても駄目ですので根気よくやってみて下さいね。
また、お邪魔させて頂きます。
ブログ拝見させて頂きました。
私もS&TのURXロングを持ってます。
私のレールハンドガードもネジロックでがっちり接着せれていました。
外し方なんですが、冷蔵庫でアッパーごと冷やします。ガッツリ冷やしてからレール側をヒートガンで温めて下さい。全周をしっかり温めてから緩める方向にプラスチックハンマーでハンドガード上側を叩きます。ハンドガードが冷えないように時々温めながら締める方向、緩める方向に少しずつ回転させると徐々に外れてきます。
フレーム側を叩いてしまうと割れますし、一気に緩めようとしても駄目ですので根気よくやってみて下さいね。
また、お邪魔させて頂きます。
Posted by オイヤン at 2015年06月14日 23:18
オイヤン様
コメントありがとうございます。
まず冷やすのですか!冷やして温めてその温度差でネジロックを無効化するのですかね?
でもよくよく見てみるとフレームとURXが紙一枚入らないレベルで接合しているので下手に取るとまた誤差が出そうで・・・
でも「もしも」の時のための技術知識というのも重要ですよね。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
まず冷やすのですか!冷やして温めてその温度差でネジロックを無効化するのですかね?
でもよくよく見てみるとフレームとURXが紙一枚入らないレベルで接合しているので下手に取るとまた誤差が出そうで・・・
でも「もしも」の時のための技術知識というのも重要ですよね。
ありがとうございました。
Posted by アイギス at 2015年06月21日 09:17