2015年12月28日
染め物屋
ダーティーワーク。フジです。
突然ながら現在AMFで一番広まっている迷彩服は
ウッドランドです。(写真はまだ4人の頃のAMFです。当時のフルメンバーで揃った最後のサバゲーw)
1980年代の米軍で採用された迷彩服です。
1981年採用なので正式名はM81迷彩というようです。
数々の迷彩柄の中で唯一5軍(陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊)に採用された柄です。
イメージとしては冷戦時代が背景にあるのでヨーロッパの森林のようです。
この迷彩にPASGTヘルメット、Y型サスペンダー、ベルト、ロードベアリングベスト等で構成されるLC-2装備というのが「アメリカ軍」のイメージとして強いですね。
一般の方にも一番イメージしやすい迷彩かなと思います。自衛隊迷彩もイメージとして強いですかね?
現在ではUCP、OCP、MARPAT等多種な迷彩が開発され見るのも少なくなってしまいました。時の流れだから仕方ないです。
でもその優秀な迷彩効果から未だに世界各国の国と地域で使われています。
先ほど米軍では使われなくなった・・・と書きましたがあくまで正式採用の枠の中。枠に捕らわれない&作戦地域によって迷彩を変えねばならない部隊では選択肢の一つに入っています。所謂「特殊部隊」の方々ですね。
ただ同じなのは柄だけ。コンバットシャツやコンバットパンツとして生まれ変わり使っているようです。
そして本題へ・・・
まずはこの写真を見ていただきたい・・・
おわかりいただけるだろうか・・・?
ウッドランド迷彩を着ている二名の男性・・・
もう少し拡大して見てみよう・・・
どちらともウッドランド迷彩なのに色合いが違うのがわかるだろうか・・・
左の男性(フジ)のウッドランドの方が色が明るく見える・・・
色の濃さも違いますが、明るく見えるのは緑の割合が多いからです。本家本元のウッドランドに近いのは右の男性(ケンイチ)の方です。私の迷彩服は安物だからね。仕方ないね。
自分でももう少し濃い方がいいな~と思っていました。でもパターンの変更は不可能。
なので全体的に染色してトーンダウンさせてみました。
今回は手芸用の染め粉を使ってみました。
ダイロンマルチ07(コーヒー)
この色の選択は完全に感です。茶色くなればなと思いこの色に。
手芸店に行ってみたら品切れ・・・通販で買いました。
因みに一袋でTシャツ2枚分(250g)が染められるようです。
迷彩服は上下で1500gでした。二袋買いましたが茶色に染めるのではなくトーンダウンなのでとりあえず一袋で様子を見ることに。
足りなかったらまた染め直します。
用意するものは
・染める物(今回は迷彩服。あらかじめ濡らしておく)
・染め粉(ダイロンマルチ07)
・食塩30g(台所から拝借)
・大きな容器(カインズホームで買った茶色いゴミ箱。120℃まで耐えられるとのこと。もし染まっても茶色だしゴミ箱だし問題なし)
・トング(かき混ぜる用。長めのがいいです)
・80℃の熱湯6500ml(おでん用の大鍋で沸かしました)
・ゴム手袋(これがないと手が染まります。台所で使うタイプで問題なし)
以上です。
まず手始めに迷彩服の処理です。
ほつれをハサミやライターで処理します。
その後濡らします。しっかり濡らさないといけないとのことなので洗面器の中にボチャンと浸けてしっかり濡らしました。
お湯が沸いたら500mlだけ大きな容器に入れてしっかりかき混ぜて染め粉を溶かします。かなり細かい粒子なので舞わないように気をつけて。ゴム手袋を着けて開けた方がいいと思います。
しっかり溶けたら残りのお湯を全部入れます。ここで食塩も投入。しっかり混ぜます。
ここで迷彩服を容器に入れます。そしてトングでグイグイかき混ぜます。
手を入れても問題ない温度になったら手でよく揉みます。何度も何度も揉みます。
20分くらい揉んだら迷彩服をお湯に沈めて放置します。この時お湯から服が出ているとむらになります。
水面から出ていますね。この状態はよくないです。しっかり沈めましょう。
時々かき混ぜるといいみたいです。
説明書には20分くらい放置と書いてあったのですがテレビに夢中で1時間くらい放置してしまいましたw
その後は濯ぎです。ここでしっかり濯がないと周りの物に色が着くとのことです。濯ぎまくって水が透明になるまで濯ぎます。
そして脱水です。洗濯機に放り込んで脱水します。機械って便利ね。
その後は乾燥です。
風に揺られるウッドランド迷彩。奥にはサバゲーで使ったA-TACSも見えます。
乾いたので取り込みます。
染め上がりました。写真に撮るとあまり変わってないように見えますが実際に見ると明らかに染まっています。ダイロンマルチ凄いですね。
当初「染め粉少ないかな?」とも思いましたが出来上がってみるとちょうどいい。逆に二袋入れていたら取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
もし色落ちが激しかった時のための予備として取っておきます。
初めて染め粉を使ってみましたが上手くいってよかったです。
ダイロンマルチは他にも色々な色があるので皆さんも試してみるといいかもしれませんよ。
フジ
突然ながら現在AMFで一番広まっている迷彩服は
ウッドランドです。(写真はまだ4人の頃のAMFです。当時のフルメンバーで揃った最後のサバゲーw)
1980年代の米軍で採用された迷彩服です。
1981年採用なので正式名はM81迷彩というようです。
数々の迷彩柄の中で唯一5軍(陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊)に採用された柄です。
イメージとしては冷戦時代が背景にあるのでヨーロッパの森林のようです。
この迷彩にPASGTヘルメット、Y型サスペンダー、ベルト、ロードベアリングベスト等で構成されるLC-2装備というのが「アメリカ軍」のイメージとして強いですね。
一般の方にも一番イメージしやすい迷彩かなと思います。自衛隊迷彩もイメージとして強いですかね?
現在ではUCP、OCP、MARPAT等多種な迷彩が開発され見るのも少なくなってしまいました。時の流れだから仕方ないです。
でもその優秀な迷彩効果から未だに世界各国の国と地域で使われています。
先ほど米軍では使われなくなった・・・と書きましたがあくまで正式採用の枠の中。枠に捕らわれない&作戦地域によって迷彩を変えねばならない部隊では選択肢の一つに入っています。所謂「特殊部隊」の方々ですね。
ただ同じなのは柄だけ。コンバットシャツやコンバットパンツとして生まれ変わり使っているようです。
そして本題へ・・・
まずはこの写真を見ていただきたい・・・
おわかりいただけるだろうか・・・?
ウッドランド迷彩を着ている二名の男性・・・
もう少し拡大して見てみよう・・・
どちらともウッドランド迷彩なのに色合いが違うのがわかるだろうか・・・
左の男性(フジ)のウッドランドの方が色が明るく見える・・・
色の濃さも違いますが、明るく見えるのは緑の割合が多いからです。本家本元のウッドランドに近いのは右の男性(ケンイチ)の方です。私の迷彩服は安物だからね。仕方ないね。
自分でももう少し濃い方がいいな~と思っていました。でもパターンの変更は不可能。
なので全体的に染色してトーンダウンさせてみました。
今回は手芸用の染め粉を使ってみました。
ダイロンマルチ07(コーヒー)
この色の選択は完全に感です。茶色くなればなと思いこの色に。
手芸店に行ってみたら品切れ・・・通販で買いました。
因みに一袋でTシャツ2枚分(250g)が染められるようです。
迷彩服は上下で1500gでした。二袋買いましたが茶色に染めるのではなくトーンダウンなのでとりあえず一袋で様子を見ることに。
足りなかったらまた染め直します。
用意するものは
・染める物(今回は迷彩服。あらかじめ濡らしておく)
・染め粉(ダイロンマルチ07)
・食塩30g(台所から拝借)
・大きな容器(カインズホームで買った茶色いゴミ箱。120℃まで耐えられるとのこと。もし染まっても茶色だしゴミ箱だし問題なし)
・トング(かき混ぜる用。長めのがいいです)
・80℃の熱湯6500ml(おでん用の大鍋で沸かしました)
・ゴム手袋(これがないと手が染まります。台所で使うタイプで問題なし)
以上です。
まず手始めに迷彩服の処理です。
ほつれをハサミやライターで処理します。
その後濡らします。しっかり濡らさないといけないとのことなので洗面器の中にボチャンと浸けてしっかり濡らしました。
お湯が沸いたら500mlだけ大きな容器に入れてしっかりかき混ぜて染め粉を溶かします。かなり細かい粒子なので舞わないように気をつけて。ゴム手袋を着けて開けた方がいいと思います。
しっかり溶けたら残りのお湯を全部入れます。ここで食塩も投入。しっかり混ぜます。
ここで迷彩服を容器に入れます。そしてトングでグイグイかき混ぜます。
手を入れても問題ない温度になったら手でよく揉みます。何度も何度も揉みます。
20分くらい揉んだら迷彩服をお湯に沈めて放置します。この時お湯から服が出ているとむらになります。
水面から出ていますね。この状態はよくないです。しっかり沈めましょう。
時々かき混ぜるといいみたいです。
説明書には20分くらい放置と書いてあったのですがテレビに夢中で1時間くらい放置してしまいましたw
その後は濯ぎです。ここでしっかり濯がないと周りの物に色が着くとのことです。濯ぎまくって水が透明になるまで濯ぎます。
そして脱水です。洗濯機に放り込んで脱水します。機械って便利ね。
その後は乾燥です。
風に揺られるウッドランド迷彩。奥にはサバゲーで使ったA-TACSも見えます。
乾いたので取り込みます。
染め上がりました。写真に撮るとあまり変わってないように見えますが実際に見ると明らかに染まっています。ダイロンマルチ凄いですね。
当初「染め粉少ないかな?」とも思いましたが出来上がってみるとちょうどいい。逆に二袋入れていたら取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
もし色落ちが激しかった時のための予備として取っておきます。
初めて染め粉を使ってみましたが上手くいってよかったです。
ダイロンマルチは他にも色々な色があるので皆さんも試してみるといいかもしれませんよ。
フジ