2015年12月11日
自作カスタムグリップ
忘年会、呼び出され飲み会、そしてもうすぐ新年会。フジです。
今回は以前の記事の最後でちらっとお伝えしたグリップのカスタムについてです。
ベースとなる銃はS&T M4 CQB(ロング)です。
CQBなんだかロングなんだかわかりにくいですけど実際の長さは14.5インチのカービンサイズです。
因みにカービン銃というのは「騎兵銃」という意味です。
現代戦では長さやバランスが丁度良いことから各国軍の主力火器となっています。
そして日本語には「手軽にできていて使いやすいこと」を意味する「軽便(けいべん)」という言葉が存在します。
三八式歩兵銃に対する三八式騎兵銃は騎兵銃としてはもちろん後方部隊用の軽便銃としても使われていたようです。
(純粋に騎兵にしか配備しなかった四四式騎兵銃というものもあります。興味ある方は調べてみるといいと思います。おもしろギミックがあります)
「カービン」と「けいべん」何となく似ていますね。深い意味はないです、はい。
今回はパテを使います。
使うパテはこちら。

セメダイン エポパテ(馬パテ)です。
モデラーや造型師の方にはお馴染みですよね。
AとBを同量取りだし混ぜ合わせます。指にくっつきやすいので適度に水をつけるとスムーズにいきます。よく混ぜます。
そして手早くくっつけます。くっつけたのがこちら。

左側面に親指のガイドと指の平が当たるところにストッパー的なものをつけました。イメージとしてはスナイパーグリップみたいな形です。
これは親指で踏ん張る力が効くようになり片手で銃を保持しやすくなるようにつけました。
あとは表面の傷を無くすように指で撫でます。以外と消えますよ。
そして6時間たったのがこちら。

取りあえずグローブを着けて握っています。いい感じ。
感触はカチカチです。完全硬化後はヤスリ掛けやネジ穴あけも出来ます。
その後塗装するのですがまずは黒のラッカースプレーで捨て吹きをします。

パテ部分とグリップ部分の色の差が近づきました。これで次の色を心置きなく塗れるというものです。
そしてストーン調スプレーを吹き付けます。

本当は車用のチッピング塗料を塗りたいのですがそんな設備もないのでストーン調スプレーです。
私とストーン調スプレーの付き合いは長く、高校生の時に初めて購入しました。その時塗ったのは「紙粘土」を盛って作ったM4のグリップでした。
その後ケンイチのSR16の固定ストックを塗ったりマルイ製のレイルカバーを塗ったりしました。

ざらつきがあるのがわかるでしょうか?塗った感じは本当に石の表面な感じです。使っているうちに粒子の表面が削れて若干灰色っぽくなります。しっかり乾燥させます。

何度か塗って乾いたので取り付けてみました。これで完全にレフトハンドでは使えなくなりました。
左手で握ると手のひらに出っ張りが当たります。
反省点としては前半分のパテとグリップの接合面をもっと慣らせばよかったかなと思います。取れることはないのですが・・・
このように思ったよりも簡単にグリップカスタムをする事ができました。フォアグリップやストックにも応用できると思います。
ただ盛りつけすぎてしまうと重量バランスが崩れる恐れがあります。その場合は木部用パテを用いると重量増を抑えることができます。
皆さんも部屋に転がっているグリップをカスタムしてみてはどうでしょうか?
フジ
今回は以前の記事の最後でちらっとお伝えしたグリップのカスタムについてです。
ベースとなる銃はS&T M4 CQB(ロング)です。
CQBなんだかロングなんだかわかりにくいですけど実際の長さは14.5インチのカービンサイズです。
因みにカービン銃というのは「騎兵銃」という意味です。
現代戦では長さやバランスが丁度良いことから各国軍の主力火器となっています。
そして日本語には「手軽にできていて使いやすいこと」を意味する「軽便(けいべん)」という言葉が存在します。
三八式歩兵銃に対する三八式騎兵銃は騎兵銃としてはもちろん後方部隊用の軽便銃としても使われていたようです。
(純粋に騎兵にしか配備しなかった四四式騎兵銃というものもあります。興味ある方は調べてみるといいと思います。おもしろギミックがあります)
「カービン」と「けいべん」何となく似ていますね。深い意味はないです、はい。
今回はパテを使います。
使うパテはこちら。

セメダイン エポパテ(馬パテ)です。
モデラーや造型師の方にはお馴染みですよね。
AとBを同量取りだし混ぜ合わせます。指にくっつきやすいので適度に水をつけるとスムーズにいきます。よく混ぜます。
そして手早くくっつけます。くっつけたのがこちら。

左側面に親指のガイドと指の平が当たるところにストッパー的なものをつけました。イメージとしてはスナイパーグリップみたいな形です。
これは親指で踏ん張る力が効くようになり片手で銃を保持しやすくなるようにつけました。
あとは表面の傷を無くすように指で撫でます。以外と消えますよ。
そして6時間たったのがこちら。

取りあえずグローブを着けて握っています。いい感じ。
感触はカチカチです。完全硬化後はヤスリ掛けやネジ穴あけも出来ます。
その後塗装するのですがまずは黒のラッカースプレーで捨て吹きをします。

パテ部分とグリップ部分の色の差が近づきました。これで次の色を心置きなく塗れるというものです。
そしてストーン調スプレーを吹き付けます。

本当は車用のチッピング塗料を塗りたいのですがそんな設備もないのでストーン調スプレーです。
私とストーン調スプレーの付き合いは長く、高校生の時に初めて購入しました。その時塗ったのは「紙粘土」を盛って作ったM4のグリップでした。
その後ケンイチのSR16の固定ストックを塗ったりマルイ製のレイルカバーを塗ったりしました。

ざらつきがあるのがわかるでしょうか?塗った感じは本当に石の表面な感じです。使っているうちに粒子の表面が削れて若干灰色っぽくなります。しっかり乾燥させます。

何度か塗って乾いたので取り付けてみました。これで完全にレフトハンドでは使えなくなりました。
左手で握ると手のひらに出っ張りが当たります。
反省点としては前半分のパテとグリップの接合面をもっと慣らせばよかったかなと思います。取れることはないのですが・・・
このように思ったよりも簡単にグリップカスタムをする事ができました。フォアグリップやストックにも応用できると思います。
ただ盛りつけすぎてしまうと重量バランスが崩れる恐れがあります。その場合は木部用パテを用いると重量増を抑えることができます。
皆さんも部屋に転がっているグリップをカスタムしてみてはどうでしょうか?
フジ