QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2016年06月25日

NOVESKE N4(その4)

「前回の記事が最終回だと言ったな。あれは嘘だ」フジです。




前回の記事で取りあえずの完成系になったNOVESKE N4。


でも何かしら手を入れたくなるのが人間の性。


性懲りもなく近所のガンショップにいたら中古品売場で発見しました。




honeyBee製のNOVESKEスタイルスイッチブロックSVです。


店の値札にも書いてあるとおりNOVESKEのプリントがされたガスブロックです。




一応現在ついているガスブロックもNOVESKEタイプという事で買ったのですが刻印がありませんでした。


しかしこのパーツにはNOVESKEのマークがプリントされています。


エアガンでは無くても問題ないパーツの一つですが細かいところを拘るのもまた一興。特に今回はあえて16インチのバレルを組んでいるくらいなのですから・・・


まだ終わらせない・・・倍プッシュ・・・!


でも定価3500円で中古価格1380円って安いですね。久々に良い買い物をしました。


スイッチブロックというくらいですから実銃ではつまみのようなところが動くのでしょうけどもこのパーツはどうなのやら・・・どうせ動かさないからいいんです。




早速組み込みました。


フロント部分が少しメカメカしくなっています。組み込む前の画像と比べてみると一目瞭然です。


組み込みに関しては難しいことはなくネジを2本締め込むとガタなくバレルに固定されます。




正面からノベスキー!


今度はどこのパーツを換えようか・・・?



フジ  

2016年06月19日

NOVESKE N4(その3)

フジです。


前回の記事に引き続きとうとう今回は最終回です。


シンデレラに生まれ変わるのはこちら。




部屋の片隅でひっそりとしていました。


私が組み上げたのにコマサにしか使ってもらってなかった可哀想な子です。




まずは分解し、アッパーだけを取り外します。後方配線なのでスムーズに分解できます。




そして既存のハンドガードを取り外します。取り外したパーツはちゃんと保管しておきます。




取り外したパーツの一つであるガスブロックとガスチューブ。これを再利用しようと思いますがガスチューブの長さがカービンレングスなので長さが足りない(ミッドレングスのチューブにしたい)ので・・・




どこの家にも転がっている4mmの番線を・・・




好きな長さに切り取り・・・




ペンチで真っ直ぐにして・・・




先端にシールテープをぐるぐる巻き・・・




ガスブロックに差し込んで完成。うーん簡単。




とりあえず仮組してみました。ばっちりですね。少なくとも言われないとDIYガスチューブだとはわからないでしょう。


せっかくガスチューブが通るハンドガードなのでなるべくなら通しておきたいものです。性能には関係ないですがひと味違うパーツ。それがガスチューブです。


そして問題のハンドガードの組み込みです。


最悪ヤスリで削り倒さねばならないかと心配しましたがほぼポン付けで着きました。ノーブランドでもやるな・・・逆に余計な刻印が入っていない&ガスチューブが通せる&QDスリングスイベル装着可能&低価格と考えるとマッドブル製品にあまりメリットは無いように思えます。


確かにネットではマッドブル製品の取り付け方の方がよく紹介されていますね。ミーハーの方はマッドブル製品を買うと幸せになります。それ以外の方に参考になれば幸いです。


しかし・・・




やっぱりハンドガード固定用のねじ穴はズレます。ハンドガード上面にねじ穴がきていないですね。ここは調整必須と言っても過言ではないので・・・




このような調整用のシムを使います。これはライラクス製ですがG&Pからも同じ用途のパーツがでています。挟んで締め込んで眺めてみてを何回か繰り返し・・・




真横にビシッとネジ穴がきています。等間隔に12個穴があいているので真横に穴がきてれば上下左右とも揃っているという事です。アナログ時計の数字の位置と同じ感じです。




そして先ほどDIYしたガスチューブ&ガスブロックを組み込み・・・




ハンドガードを挿入し6本の六角ネジで固定!
固定するときにバレルの傾きを調整しながら締め込んでください。アウターバレルが斜めにつく場合があります。
でもこの状態になったときに「おぉ~」と声をあげてしまいました。
ハンドガードから少し飛び出しているガスブロックがおしゃれです。




ロアフレームと組み合わせて完成!レプリカホロサイトもタボールから引っ越しさせました。




ハンドガードから見えるシルバーのアウターバレルとガスチューブが特徴的です。如何にも軍用とは違うちょこっとチャラついた民間仕様という感じがします。




ガスブロック自体もシルバーですがかなりざらついた感じです。組み込みも下部の芋ネジを締め込むだけなので簡単です。




14.5インチの大先輩と並べて比較してみました。


流石に16インチだけあって長さが違います。構えた感じは気持ち長いかな?と言う程度。でも実際に使ってみると長さを意識するかもです。


それ以上に今までのVTACハンドガードと比べると重量が違うので取り回しに影響が出ます。
それでもやはりフルレールハンドガードを使いたい!という方は毎日筋トレですね。


重量は増したが格好良くなったM4。今度使ってみようかな?と思っています。



フジ  

2016年06月16日

NOVESKE N4(その2)

フジです。


前回の記事に引き続きPatchWork M4のシンデレラストーリーについてです。


(今回の記事も2016年1月頃書きためていたものです)


ただ丸穴があいているだけではないハンドガードを手に入れ着々と進む民間仕様M4計画。


せっかくバレルがよく見える特徴的なハンドガードを用意しているのだからアウターバレルも拘ったお洒落な物にするべく近所のガンショップへ行ってみました。


そこの中古品売場にて発見しました。




シルバーのアウターバレルです。それにしても1580円って安いですね。中古ですが・・・




このアウターバレルはネットでもあまり情報が無く、唯一わかるのが「接続して16インチになる」ということです。


元々短いライフルを作ろうとは思っていないので接続して16インチなら無問題、もし今後短いライフルを作るときには取り外せばいいのだから一石二鳥でお得、もし仮にバレル単体で長さが若干足りてなくても「アメリカ本土ではハイダーが完全に固定されていればハイダー含めて16インチで無問題」とのことなので。




接続すると確かに長い。そして太い。実銃のミリタリーM4A1のようなヘビーバレルです。




M14逆ネジ仕様になっています。アウターバレルの先端にはこの刻印があることからLaRueのレプリカだというのがわかります。


これで舞台役者は揃った。次回組み上げたいと思います。難航するかも・・・



フジ  

2016年06月15日

NOVESKE N4(その1)

週末は山登りという名のハイキング。フジです。


突然ですが家で眠っているエアガンはありませんか?


次世代電動ガンを買って余ってしまったスタンダード電動ガン、福袋セットに入っていた好みではなかったエアガン、電子回路を積んだ電動ガンのレスポンスを知った結果使わなくなってしまった通常スイッチ型電動ガン、果てはガスブローバックの衝撃を知ってから飾りとなった電動ガン…人それぞれだと思います。


今回はそのような理由で日の目を見ることがなく、レンタルされることしかできなかった電動ガンが復活を遂げるまでのシンデレラストーリーです。


また、元の銃はS&T M4 CQBですがあまりにも他のパーツが増えてしまったためカテゴリーとして「PatchWork M4(S&T M4 CQB)」としたいと思います。


(以下2016年1月に書き記した内容のため最近の記事と前後する場合があります)


先日のサバゲーでコマサに貸し出したM4ですが取りあえず形として仕上げるために以前格安で購入した恐らくKINGARMS製のVTACハンドガードを取り付けたのですが・・・


やっぱり4面レールの方がカッコいいかな?
(そもそも最近流行の円形細身のハンドガード自体あまり好みではない。やっぱりレールがあった方が面白そう)


SPIKES TACTICALのレールハンドガードはハニーバジャーについてるし(そもそもサプレッサーのサイズの関係で選択肢があまりない)
DDのRISⅡはレール根元部分が独特で軍用なだけあって丈夫だけど実用一辺倒・・・
URX系に関しては別途インストールレンチが必要という鬼畜仕様。


4面レールでデザインが独特でお手頃価格(ここ重要)のハンドガードは無いものか・・・と探していたらヤフオクにて新品未使用の品を見つけました。


私はヤフオクでは即決価格が自分が納得できる価格であるならすぐ落札するタイプです。あまり他人と競る事が苦手で・・・いつの間にか値段が妙につり上がっても嫌ですし・・・


しかしこのハンドガードは即決価格が設定されていなく恐る恐るの入札でした。


結果的に誰とも競ることなく7200円で落札できました。


そしてお待たせしました。今回の主役です。




デェェェン!


色も素っ気も無いパッケージです。ひしゃげた段ボール箱に入っています。
コスト削減なのか?




商品名がうっすらと入っています。「NOVESKEタイプ Quadレール 10インチ」とあります。




反対側にはまた商品名と「MADE IN CHINA」のシールが貼ってあります。「新品」ともありますが「中古」ってのもあるのか?




分厚いビニール袋から本体を取り出しました。
商品名としては「ノーブランド NOVESKEタイプ Quadレール 10インチ」です。




レール部分にはしっかりナンバリングされています。


高品質で知られるマッドブル製の方が有名ですが後述する理由と価格(これ重要)でこちらにしました。


それにしても綺麗な仕上げです。マッドブル製を見たことはないのですが値段の割には上等です。むしろエッジがキンキンに立っているので危ないくらいです。


というか完全にライセンスを取得していないレプリカ品なのにバッチリ社名やらマークらやが入っていますね(マッドブルは正式にライセンスを取得しています)トイガンユーザーとしては低価格で嬉しいですが会社は大丈夫なのだろうか・・・




マッドブルはライセンスを取得している関係上「AIRSOFT ONLY」の刻印をしたり実銃に着かないようにガスチューブを通せないような加工をしてありますがノーブランドは関係無しです。マッドブル製でも加工すればガスチューブが通るようになりますが刻印だけは再塗装しない限りなんとも・・・




NOVESKEのマークも深い刻印でバッチリです。
本物もこの部分は白いレーザー刻印ではないようです。




マッドブル製品ではなくノーブランド品を選んだ最大の理由がここのQDアタッチメント部分です。マッドブル製品はどういうわけか穴が緩くアタッチメントが取り付けられないようですがノーブランド品はまったく問題なくつけられます。せっかくの高いパーツがオプション一つ着けられないのは悲しいです。スイベルがはまり込む穴は材質の違う別パーツで強度が確保されています。




内径は35mm無いくらいです。サプレッサーやハイダーのサイズをしっかり見て選ばねばなりません。




取り付けるためのバレルナットは最初から組み込まれています。まずは左右と下部に2本づつあるボルトを取り外します(計6本)




するとバレルナットが現れます。特にバリもなく錆もなく綺麗なパーツです。


このハンドガードを組み込む上で鬼門になるのがこのパーツ。しっかり正しく組み込まないとレールが傾いたりフレームの間に隙間が生まれたりします。


その2に続く・・・




フジ  

2016年05月22日

定期健康診断

上司が出勤(or 出張)していても私は休む。だって先週の土日皆が休みの中私が出勤だったから。これぞ等価交換。これぞ真理。フジです。


つい先日会社で健康診断がありました。腹囲が増えていたり体重が増えたりしていましたが身に覚えのあることばかりなので現実を直視します。


私の健康状態はわかったので使っている(持っている)電動ガンの現状確認とグリスアップ等をしました。


帰宅後からの分解なので丸々2週間掛かってしまいましたが・・・


そして受診メンバーはこちら。




左から身長順に並んでいます。1挺だけサプレッサーをつけて背伸びしている輩がいますね。サプレッサーを取ったら一番背が低くなってしまうようです。


ちなみにグリスは東京マルイ製の赤、青グリスを指定箇所につけています。



最初はハニーバジャーです。




所感

グリスがかなり飛んでいたのでグリスアップ

バレル内をクリーニング

電子回路に異常なし

若干ピストン打撃音が大きい

平均初速は91.86m/s

(ショートストロークトリガーの「取りあえず撃ち勝てる銃」短いバレルながらそこそこの飛距離も安定)



次はM4 CQCです。




所感

グリスはしっかり残っていたので保留

バレル内をクリーニング

マイクロスイッチ内に接点グリスを塗布

若干ギア鳴りがするが許容範囲内なので保留

フォールディングストックアダプターが重い

平均初速は72.93m/s

(隠れた優等生。毎回予備として持って行く銃。フォールディングストックアダプターは取り外すかも。初速は低いが伸びのある弾道)



次は「元」S&T M4 CQBです。




所感

グリスはしっかり残っていたので保留

バレル内も綺麗なため保留

マイクロスイッチ内に接点グリスを塗布

スプリングの共鳴音が目立つ


平均初速は91.59m/s

(元銃のパーツはほぼありません。せっかく組み上げたのに使ったのはこまっさんだけという・・・)



次はCYMA M4 URX4です。




所感

グリスがカラカラになるくらい無かったので塗布

バレル内をクリーニング

スイッチ部に接点グリスを塗布

給弾不良はチャンバー交換にて解決

平均初速は84.13m/s

(そこそこの長さでとにかく軽い総重量2000g。片手で振り回せます。強度はスタンダードM4レベル)



次はA&K M4 MOEです。




所感

グリスが飛んでいたのでグリスアップ

バレル内クリーニング

スイッチ部に接点グリスを塗布

平均初速は89.57m/s

(若干重いがバランスが良いため扱いやすい。意外と音が静かなのでサプレッサーを改造すれば化ける銃になる可能性がある。サプレッサー非装着時は随一の短さ)



次はMAGPUL PTS MASADAです。




所感

グリスはしっかり残っていたので保留

バレル内も綺麗だったので保留

マイクロスイッチ部に接点グリスを塗布

平均初速は93.55m/s

(取りあえず長短ともにそつなくこなす優等生。軽いし取り回しも良いし文句なし)



次はS&T M4 URXです。




所感

グリスはしっかり残っていたので保留

バレル内も綺麗だったので保留

マイクロスイッチ部に接点グリスを塗布

平均初速はm/s

(とにかく剛性が高いがひたすらに重い。好き嫌い分かれるフォルムのせいであまり使っていない。ただただ重い)



最後はCYMA CM047C(AK74MだけどAK103仕様)です。




所感

グリスが飛んでいたのでグリスアップ

バレル内クリーニング

FET回路に問題は無し

平均初速は89.96m/s

(結果的に次世代AK74MNよりも重くなってしまった。射撃音はある意味らしくないくらい静か。M4ばかり使っているせいか若干持て余している状況)


以上から見るに常日頃から使っている電動ガンは安定しています。長い間使っていないとスプリングがヘタってしまうのだと思います。


でも断線やピストンクラッシュ等してなくてよかったです。


皆さんも定期的にメンテナンスをしてみてはどうでしょうか?新たな発見があるかもです。




フジ  

2016年01月31日

ちょこちょこと改良と実射




クローントルーパー・サージェントです。嘘です。フジです。

今回はM4の気になる部分の一つでもあるリトラクタブルストックのガタを取ってみたいと思います。


今回の被験者はこの方。




原型が無いM4です。カテゴリー分けもS&Tじゃなくてもいい気がしてきた。


ストックのガタに関してはストックパイプの太さやストックの内径が関係していますので一概に「これ!」という方法はありません。参考程度に見ていただければと・・・


今回も手っ取り早くストック内にテープを張ってクリアランスを減らしてガタを取る方法にしました。


テープといってもビニールテープ、アルミテープ、襖の滑りテープ等ありますが今回使用したのはこれ。





ホームセンターで購入したベルクロテープの柔らかい方です。


強力に張り付く、若干のクッション性もあってガタが無くなる、化繊でできてるから滑りやすい、ということで適しているかと。


ストック内部に貼ってみました。




こんな風に。


因みにこの張り付け方では失敗でした。キツすぎてストックが全く動かなくなりました。私は強引に押し込んでしまって取り外すのに1時間以上掛かりました・・・


なので張り付ける面積を減らしました。




最終的にこんな感じになりました。
このくらいで若干力を入れて伸縮する感じです。ガタは一切なくなりました。



また、M4の初速と弾道を見てみました。


初速はノンホップで88m/s前後(0.2gボタニカルバイオBB弾使用)何らかの拍子にオーバーする事は無さそうです。


弾道はノンホップ状態でも軽くホップが掛かっています(常に鬼ホップではなくノンホップでこの初速では飛ばない位置まで弾が届いているから)
確かに若干ホップの突起が飛び出ています。
具合をみてアームを削ろうかと考えています。


そして少し調整したら適正ホップを見つけました。寄せ集めパーツで組み上げた割には思った以上に素直な弾道で20メートル先のターゲットにガンガン当たります。


フルオートで撃ってみても一直線に飛んでいきます。これには驚いた・・・


ホップパッキンが良いのか、ノズルから出てくるエア量が安定しているのか。少し撃ち込むと調子が悪くなってしまうかもしれません。


そもそもパーツが出所不明過ぎて「同じ銃をもう一挺」と思っても自分でも組めない・・・


カスタムするときは使ったパーツをメモする癖&取り外したパーツは小さな袋に入れてメーカー名を書いておくと効率的にカスタムできると思います。
無駄なパーツを買わずに済みお金の節約にもなりますし。


でも手探りでカスタムするのも楽しいですよ。


(ブログを書いてる最中にピストンヘッドのオーリングが切れました(泣)これから秋葉原に行ってきます)



フジ  

2016年01月19日

電動ガンの整備、その他ちょくちょくカスタム

フジです。


今回は16日のサバイバルゲームに使った電動ガンの清掃と気になった所に手を入れていきたいと思います。


取りあえずこの銃




最近お熱な銃です。


元々はS&T M4A1 CQBをベースに弄っていたのですがあまりにも独自規格で今後カスタムをしていく上で弊害が出てきたので中身を総取り替えしました。


元の銃のパーツはアウターバレル、トリガーピン、テイクダウンピン、シリンダー、ストックパイプ、ストックリングプレートのみになってしまいました。


先頭より
メーカー不明トロイタイプフラッシュハイダー(逆ネジ仕様)
メーカー不明エクステンションアウターバレル(逆ネジ仕様)
メーカー不明変換アダプター(正→逆)
メーカー不明NOVESKEタイプロープロファイルガスブロック
おそらくキングアームズ製V-TACタイプハンドガード(7インチ)
メーカー不明MBUS1タイプフリップアップフロントサイト&リアサイト
HONEY BEE製CAAタイプマグウェルグリップ(タンカラーをブラックに塗装)
A&K製M4メタルフレーム(NOVESKE刻印タイプ)
メーカー不明マガジンキャッチ
メーカー不明MIADタイプグリップ
メーカー不明COMP M2タイプダットサイト
G&P製L型ローマウント
おそらくマルイ製コルトタイプエンハンスドストック
メーカー不明ストックパッド


外見だけで継ぎ接ぎだらけなのがわかります。


内部に関しては

メーカー不明M4A1互換インナーバレル
おそらくマルイ製チャンバーパッキン
メーカー不明チャンバー押しゴム
SHS製一体型M4ドラム式チャンバー(プラ製)
ZC Leopard製メカボックス(後方配線仕様)
メーカー不明メインスプリング
メーカー不明ノズル
メーカー不明タペットプレート
メーカー不明ピストンヘッド&ピストン
ライラクス製シム
おそらくZC Leopard製ギアセット
メーカー不明逆転防止ラッチ
その他メーカー不明各種スプリング


以上です。全てジャンクボックスを漁って探しました。


まさに「アテにならねぇパーツがざっと50はある」(装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダーより)に近いものがあります。


組み上げた当初はタペットプレートが上手く動かなかったりエア漏れを起こしたりギア鳴りが止まらなかったりでしたがどうにか調整をして使えるレベルまでにしました。
貧乏カスタムです。


この銃を16日のサバイバルゲームにて自前の89式小銃を修理に出しているコマサに貸し出しました。


急拵えながら使い心地は上々なようでした。


しかし「数発に一発フライヤーが出る」と言われ早速手を入れることにしました。


パッキンに原因があるのかシリンダーピストン周りに原因があるのかわからなかったので不安だらけですが一番気になっていたチャンバーパッキンを交換してみました。


ただ何よりも先にバレル清掃です。何回もクリーニングロッドを通しました。埃はもとよりノズルから出てきたグリスだったりBB弾のワックスだったりがこびりついていたので徹底的に清掃です。汚れていては当たるものも当たりません。パッキンを傷つけないように取り外して清掃すると良いです。



使うのはお気に入りのPDI製ダブルホールドチャンバーパッキンです。私の中では取りあえず入れておけば安心するパーツの一つです。


そしてサクッと交換。




ノンホップ時




最大ホップ時


正常に二股でパッキンが降りてきています。


これで若干は改善されるかも?実際に撃っていないのでわかりませんが。


次にストックパイプを弄ります。


ストックパイプはS&Tの時から引き続きプラスチック製を使用していたのですが合成を保つため肉厚の樹脂を使用しているのでケーブルの取り回しがきついきつい・・・


ここをジャンクボックスで見つけた金属製のストックパイプに交換です。また一歩S&Tから遠くなってしまった・・・


そして今回スリングスイベルも着けてみました。




メーカー不明トロイタイプスリングスイベルです。


もちろんジャンクボックスから・・・代わりにS&Tのストックプレートはジャンクボックスへ・・・




そしてここからが大手術、メタルフレームの加工です。


この電動ガンはZC Leopardのメカボックスなのでメカボックスを全分解せずともメインスプリングを抜くことができます。


非常に便利な構造ですがあくまでメカボックスを取り出してからの話、モーターを取り外したりマガジンキャッチを取り外したりせねばなりません。


そこでS&T M4 URXにもしている加工を実行したいと思います。


取りあえず今後を考えて他のストックパイプとの互換性を高めるためにストック基部を短くします。




G&P製メタルフレームでいうB仕様と同様の形になります。これはストックパイプ内にバッテリーを収めるときに少しでも内部空間を広く取るための加工です。私のはストックパイプ内にはケーブルしか通らないため恩恵を受けることはないですがついでにという意味で加工しました。
画像では斜めに切っていますがこの後ヤスリでまっすぐに訂正しました。




そしてこれがZC Leopardのメカボックスです。スプリングガイドを半回転させるとスプリングを抜くことができます。スプリングガイドの突起が上下に来ているときに抜けるようにすればいいのだから・・・




フレームにはこの突起に干渉しないように加工をすればいいのです。




加工しました。加工方法は皆さんにお任せします。私はリューターのダイヤモンドカッターで取っ掛かりをつけた後ピラニアソーでギコギコ切り取り最後にヤスリで仕上げました。後部配線なのでコードが傷つかないように面取りをすると良いです。




このようにストックパイプを取っただけでスプリングが抜き出せます。



これで分解調整時の手間を減らすことが出来ます。



また、このカスタムは家でのスプリング交換を楽にするためであって初速チェック後のスプリング交換を意図しているものではありません。


フィールドアウト時の出口での初速チェックや抜き打ち初速チェック大歓迎です。フェアプレーの精神でいきましょう。そもそもスプリング交換するためにバッテリー取り外し→ストック取り外し→ドライバーにてストックパイプ取り外し→六角レンチでスプリングガイド取り外し→やっとスプリング交換。戻すのには逆の順序・・・の為おいそれと出来ません。せっかく時間をかけて調整したものが水の泡になってしまいますし・・・






交換したパーツやカスタムは以上です。最後にどうなったかというと・・・




外見上はスリングアダプターがついてるだけですね。説明されないとわかりません。


フジ  

2015年12月31日

雑談情報

暖房の効いた部屋でカップのペペロンチーノ(駄菓子屋さんに置いてあった奴)を啜りながらエアガンカスタム。これが最高の幸せ。フジです。


今回は皆さんのカスタムの時に役に立てばいいな~と思い日頃迷いがちな情報を記載します。


なんて事ない情報ですがお付き合いいただければ幸いです。


①ダイロンマルチの性能


先日の記事で迷彩服(ウッドランド)を染めました。


染めた後の写真も載せたのですが自分でも非常にわかりにくかったです・・・


今回染めていないブーニーハットを見つけましたのでその比較を・・・




単体で写真を撮るとわかりにくかったのですが比較してみると一目瞭然です。


それぞれの一番薄い色のところで比較するとわかりやすいと思います。


あくまでダイロンマルチを1袋使ったときの染め上がり方です。もうちょっと濃い方がいい場合は染め粉を追加するといいと思います。


ただし生地によって染まり方も違うと思います。


1袋でTシャツ2枚分(250g)ですが迷彩服上下(1500g)でもこのくらい染まるよ~という情報。


②グリップ底板


よくガンショップで販売されているMIADグリップのレプリカ。モーター位置調整ネジ部分のサイズが微妙で物によってはギアノイズが多発する症状が発生します。


その場合はモーターエンドを削り細くすれば調整幅が広がります。




ヤスリでゴリゴリと・・・


マルイ製モーター等のようにエンドが樹脂製ならば削るのは簡単です。


しかし金属製のエンドはそれなりに覚悟が必要かと。


何はともあれ削りカスのクリーニングだけは徹底しなければなりません。金属製なら尚更です。


③S&Tのメカボックス


軽い、低価格ということで購入したS&T M4 CQB。


マイクロスイッチ、QD式メカボックス搭載ということで話題になりました。


しかしメカボックスのサイズがおかしく、社外品のグリップをつける場合は要加工です。


一体どこがおかしいのか比較してみました。




比較対照はZC Leopardのver2メカボックス(後方配線仕様)上がS&T、下がZC Leopardです。


以下右がS&T、左がZC Leopardです。




幅はほぼほぼ同じ厚さ。




後ろからの撮影。どちらともQD式メカボックスです。




早速違うところを見つけました。この部分だけ若干S&Tの方がサイズが大きいです。




モーターホールの位置も違います。グリップ固定ネジ穴の位置も違います。



取りあえず組み込んでみました。




トリガーピンのみで固定しています。フレームに対してメカボックスが前に傾いています。




よってテイクダウンピンの穴もずれています。




後方からの写真。メカボックスが上にずれています。


干渉部分を削ればもしかしたら入るもしれませんが私はそこまでしていません。現実的ではないですし現状のメカボックスもそこそこ使えますから。


また、アッパーフレームの穴がかなりきつくアウターバレルを組み込む際には要加工です。


総評

S&Tの低価格M4のカスタムの場合

・無加工で装着
ハンドガード
ストック

・要加工
グリップ
アウターバレル
フレーム

・現実的ではない
メカボックス


となりました。


何故マルイ亜種の電動ガンがありふれているのに微妙な独自規格になったのかは不明です。


そもそもスポーツラインではない機種(URX等)はマルイ互換です。



この情報が皆さんのカスタムの役に立つことを祈ります。


それでは皆さん良いお年を。


フジ
  

2015年12月12日

パッキンの気密

ポカポカ陽気、フジです。


一昨日、昨日と栃木と群馬にいたのですが暖かいですね。
車内の暖房もいらないくらいでした。
天気もいいので絶好のサバゲー日和、暖かいのでガスブロも調子いいのではないでしょうか?
でも私は仕事で白河に向かっているのです。営業だから仕方ないね。


また、最近当ブログのアクセス数が伸び大変嬉しく思っています。


カスタム上級者の方には「こんな方法もあるのか」や「この方法は間違ってるよプークスクス」等感じていただき


初心者の方には何かの助けになればなと思っています。


今回はパッキン関連です。


エアガンショップに行くとカスタムパーツが沢山ありますがこのパッキンもその一つです。


二点保持タイプ、スリックタイプ、材質が異なるタイプ等様々ですよね。


また、マルイ純正パッキンも売っています。
海外製の電動ガンを買ったときに「取りあえずここだけ交換」の代表パーツですね。


でも安易に取り替えるなかれ、意外と気密が取れていなかったりするんですよね。


なので今回は私がパッキンを交換したときにしている処置を紹介します。


「ここんとこおかしいのでは?」等の点がありましたらコメントください。


まず今回取り付けるパッキンはこちら。




OPTION No.1 MAPLE LEAF Monster Hop Up Rubber 50°


以前の記事でも紹介したパッキンです。
その後MASADAに組み込んだのですがすこぶる調子がよかったので・・・

そして皆さんに謝らねばならぬ事が・・・


以前の記事で「OPTION No.1から発売されているパッキン」と記載しましたがよくよく調べてみると「台湾のMAPLE LEAF社から発売されているMonster Hop Up Rubberという製品をOPTION No.1が代理店となって国内販売している」という事のようです。
混乱させてしまい大変申し訳ないとともに、過去の記事にも追記させていただきます。
またOPTION No.1様ではパッキン以外のMAPLE LEAF社製品の取扱いもあるようです。


組み込む銃はこちら。




最近赤丸急上昇中のS&T M4 CQBです。長いのか短いのか・・・(二回目)


因みにこの銃パッキン等は交換してませんでした。海外製そのままのパッキンがついています。その辺も紹介になればなと。


何はともあれ分解です。




後方配線だと分解が楽です。写真ではバッテリーがストックに装着されていますがコネクターは外してあります。


チャンバー、バレル一式です。




上下分割式チャンバーですね。不具合はありません。
赤いバレルが目を惹きます。かなり軽いのでアルミ製だと思います。




スライドレバーを取って




ピンを抜いて




ホップアームを取って




バレル固定リングを取って




バレルを引き抜きます。もしチャンバー内部に張り付いてパッキンが抜けてこなかったらピンセットで取ります。




付属パッキンです。ぱっと見は普通ですね。




裏返すと二点支持ホップだという事がわかります。やるなぁ・・・




そしてよくよく見るとBB弾が入ってくるところに突起が3つあります(写真では1つ見えます)


おそらく三方からBB弾を保持してバレルの中心に合わせるもののようです。ただ経験上初速が若干落ち気味になります。周囲からエア漏れが発生してるのかも。


ただ若干バリがありますね。綺麗に取り除けば使えると思いますが今回はパッキン交換の為後回し。


そして今回の本題、パッキン周辺の気密取りについてです。


まずはバレルにグリスを塗ります。




ただホップ窓の周囲には絶対に塗らないでください。あくまでホップ窓前だけです。




そしてパッキンを取り付けます。その時グリスがはみ出してくるので「そのまま」にしておきます。




次にシールテープを一巻きします。写真ではリブの部分にも巻いてありますかこのままだとチャンバーに入らなくなってしまうので掛からないようにします。私もこの後調整しました。


あとは元通りに組み立てるだけです。


組み込んだ後10発初速を計ってみました。


89.05m/s
88.92m/s
89.05m/s
88.92m/s
88.92m/s
88.66m/s
88.64m/s
89.05m/s
88.64m/s
88.79m/s

最高初速89.05m/s
最低初速88.64m/s
高低差0.41m/s
平均初速88.864m/s


初速はすごくまとまっています。
ただ経験上しばらくすると初速が2~3m/s上がる傾向にあるので数日後に再計測ですね。


弾道は左右の散りに関してはさほど変化はありませんが飛距離がもう一伸びした感じがあります。あくまで射撃者から見てですが・・・


今回はパッキンの硬度50°を使いましたが他にも60°と70°があるようです。


弾の重さやメカボックスとの兼ね合いで使い分けてみるといいかもです。


でも調整をしたら必ず初速の計測をしてください。


フジ  

2015年12月11日

自作カスタムグリップ

忘年会、呼び出され飲み会、そしてもうすぐ新年会。フジです。


今回は以前の記事の最後でちらっとお伝えしたグリップのカスタムについてです。


ベースとなる銃はS&T M4 CQB(ロング)です。


CQBなんだかロングなんだかわかりにくいですけど実際の長さは14.5インチのカービンサイズです。


因みにカービン銃というのは「騎兵銃」という意味です。
現代戦では長さやバランスが丁度良いことから各国軍の主力火器となっています。

そして日本語には「手軽にできていて使いやすいこと」を意味する「軽便(けいべん)」という言葉が存在します。

三八式歩兵銃に対する三八式騎兵銃は騎兵銃としてはもちろん後方部隊用の軽便銃としても使われていたようです。
(純粋に騎兵にしか配備しなかった四四式騎兵銃というものもあります。興味ある方は調べてみるといいと思います。おもしろギミックがあります)

「カービン」と「けいべん」何となく似ていますね。深い意味はないです、はい。


今回はパテを使います。


使うパテはこちら。




セメダイン エポパテ(馬パテ)です。


モデラーや造型師の方にはお馴染みですよね。


AとBを同量取りだし混ぜ合わせます。指にくっつきやすいので適度に水をつけるとスムーズにいきます。よく混ぜます。


そして手早くくっつけます。くっつけたのがこちら。




左側面に親指のガイドと指の平が当たるところにストッパー的なものをつけました。イメージとしてはスナイパーグリップみたいな形です。

これは親指で踏ん張る力が効くようになり片手で銃を保持しやすくなるようにつけました。


あとは表面の傷を無くすように指で撫でます。以外と消えますよ。


そして6時間たったのがこちら。




取りあえずグローブを着けて握っています。いい感じ。


感触はカチカチです。完全硬化後はヤスリ掛けやネジ穴あけも出来ます。


その後塗装するのですがまずは黒のラッカースプレーで捨て吹きをします。




パテ部分とグリップ部分の色の差が近づきました。これで次の色を心置きなく塗れるというものです。


そしてストーン調スプレーを吹き付けます。




本当は車用のチッピング塗料を塗りたいのですがそんな設備もないのでストーン調スプレーです。


私とストーン調スプレーの付き合いは長く、高校生の時に初めて購入しました。その時塗ったのは「紙粘土」を盛って作ったM4のグリップでした。


その後ケンイチのSR16の固定ストックを塗ったりマルイ製のレイルカバーを塗ったりしました。




ざらつきがあるのがわかるでしょうか?塗った感じは本当に石の表面な感じです。使っているうちに粒子の表面が削れて若干灰色っぽくなります。しっかり乾燥させます。




何度か塗って乾いたので取り付けてみました。これで完全にレフトハンドでは使えなくなりました。
左手で握ると手のひらに出っ張りが当たります。



反省点としては前半分のパテとグリップの接合面をもっと慣らせばよかったかなと思います。取れることはないのですが・・・



このように思ったよりも簡単にグリップカスタムをする事ができました。フォアグリップやストックにも応用できると思います。



ただ盛りつけすぎてしまうと重量バランスが崩れる恐れがあります。その場合は木部用パテを用いると重量増を抑えることができます。



皆さんも部屋に転がっているグリップをカスタムしてみてはどうでしょうか?



フジ