2019年04月29日
下町の底力!(その2)
一般生活でも「パッキン」という言葉に反応してしまう。フジです。
パッキンは重要。古事記にもそう書いてある。
久しぶりにエアガンカスタムの記事でございます。というよりも最近はなんだかんだ忙しくて筆が進まない・・・
でも今日もまたエアガンを弄るのであります。
先日浅草で行われたビクトリーショーに参加してきました。
その時に以前柏井のバトル様でお会いした宮川ゴム工業所様が出店していました。

私のことも覚えていただいていて感謝感激。その時に「これ新製品でオススメなんですよ!」と取り出したるやまたもやチャンバーパッキン。
マルイノーマルタイプ、Wホールドタイプ、フラットタイプと既に種類があるのに何が違うのかと聞いてみたところ長掛けのWホールドタイプとのこと。
これには私も「ムムム!」と川平慈英のように注目しました。
ここで各種形状のパッキンの違いを示しますと・・・
○Wホールドタイプ
直進性がある
飛距離はノーマルレベル
ホップ調整はやりやすい
耐久性が若干劣る(鋭利な角が落ちてしまう)
重たい弾(0.28gクラス)との相性が悪い(強ホップを掛けにくい)
パッキンが真っ直ぐ下に降りてこないと他の2種よりブレが激しい
○フラットタイプ
面で押し出す押しゴムとの併用必須
ホップ調整はかなりシビア
耐久性が劣る(パッキンの薄い部分=弾との接触部分のため)
自ずと長掛けになるため弱いホップでも接触時間が長いので飛距離が出る
重量弾でも飛距離が出る
○マルイノーマルタイプ
そこそこ直進性がある
そこそこ飛距離がある
ホップ調整はやりやすい
そこそこ耐久性がある
重たい弾との相性が悪い
強ホップを掛けると初速が下がりやすい
(あくまで私見です。パッキンの材質、メカボックスのセッティング、弾の種類によって差は出ます)
これだけ見ると
直進性・・・Wホールドタイプ
飛距離・・・フラットタイプ
バランス・・・ノーマルタイプ
となります。東京マルイがずっと同じパッキンを使い続ける理由もわかります(ガスリボルバーはWホールドタイプ)
じゃあノーマルが一番じゃん!という声が聞こえてきそうですがそうじゃないんだよたけし君!
よく「飛距離を1メートル伸ばすより自分が1メートル前に出た方が良い」と言います。
また「命中精度が良くないなら当たる距離まで近づいた方が良い」とも言われます。
でもねよしお君!相手の届かない場所から一方的に撃つってロマンやん?バリケードの隙間を狙って撃つってロマンやん?
シューティングレンジで連続で快音を響かせたいやん?
そもそも好き好んで飛ばない当たらない銃を使うなんてナンセンスやん?
常に自分が使う銃には最高性能を求めたいやん?
というわけで今日もまた自分自身のメンテナンス、カスタムは後回しにして銃のメンテナンス、カスタムをするのです。

前置きが長くなりましたが今回組み込むのは2019年発売の最新作!と銘打った「MIYA-長掛けミドル/スリム」です。

「マガジンは自重で落下する」落下系YouTuberでお馴染みのマック堺さんの動画でも別商品ですが紹介されたそうです。

右がミドル、左がスリムになります。因みに材質はシリコンの硬度70°です。
スリムは0.2g~0.25g用、ミドルは0.25g~0.3g用とのこと。今回はミドルを組んでみたいと思います。

組み込む銃はいつものM4です。HK416Dタイプ、M27IARタイプ、MK18 MOD0タイプ、MK18 MOD1タイプのアッパーもありますかこの形態が大口径のダットサイト、短めの全長なので好んで使っています。

アッパーフレームを取り去るとメカボックス一体型チャンバーが現れます。
スプリング、ピストン、シリンダー、チャンバーが一直線になるので気密ロスも最小限、剛性も出るのでお気に入りです。

ストックパイプ、テイクダウンピンを抜くと上下に分割できます。この状態でスプリングを抜けるので爆発する要素が皆無です。

RETROARMSのチャンバーは設計が若干特殊なため3ミリほど切り取ります。

インナーバレルにつけました。半透明で透けているのでバレル穴とパッキンの突起の位置関係が一目瞭然です。

そしてその後チャンバーに装着。丁度押しゴムが入るところに突起がきています。
押しゴムはAirsoft97様で購入した猫なでホップを使います。
新しく調達したわけではなく以前から入っていたものです。
組み込んで突起の確認!

おお~。なんか出てる(小並感)
位置も丁度いい感じだったので組み込んで初速チェックをしてみます。
因みに組み込む前は85m/s前後です。
計ってみると0.25g弾にて87m/sを少し越えたところで安定。といっても私がよく行くバトル様では87m/sというレギュレーションがあるためまたもや分解してピストンに入れてある初速調整用の樹脂リングを取り除いたら85m/sを越えたところで安定。効率が良くなったのだろうか・・・
そして昨日久しぶりのぼっちサバゲーということでバトル様に行ってこれまたシューティングレンジで何かに取り憑かれたように撃つ撃つ撃つ・・・
元より若干突起が出ていたせいかいつもより格段に少ないクリック数でホップ調整は終了。適正ホップでも85m/sを下回ることはありませんでした。
ゲームで使ってみてもグルーピングが一回りくらい小さくなったかな?くらいの差は実感できました。
一度かなりホップを強くして撃ってみると銀河鉄道999の用に急上昇していきました。確かに0.3g弾でも余裕でホップを掛けることができそうです。
組み込んでみてまだ1日ですが今後は長い目で耐久性も見てみたいと思います。
もし耐久性も抜群なら決定版になり得るかも・・・
フジ
パッキンは重要。古事記にもそう書いてある。
久しぶりにエアガンカスタムの記事でございます。というよりも最近はなんだかんだ忙しくて筆が進まない・・・
でも今日もまたエアガンを弄るのであります。
先日浅草で行われたビクトリーショーに参加してきました。
その時に以前柏井のバトル様でお会いした宮川ゴム工業所様が出店していました。

私のことも覚えていただいていて感謝感激。その時に「これ新製品でオススメなんですよ!」と取り出したるやまたもやチャンバーパッキン。
マルイノーマルタイプ、Wホールドタイプ、フラットタイプと既に種類があるのに何が違うのかと聞いてみたところ長掛けのWホールドタイプとのこと。
これには私も「ムムム!」と川平慈英のように注目しました。
ここで各種形状のパッキンの違いを示しますと・・・
○Wホールドタイプ
直進性がある
飛距離はノーマルレベル
ホップ調整はやりやすい
耐久性が若干劣る(鋭利な角が落ちてしまう)
重たい弾(0.28gクラス)との相性が悪い(強ホップを掛けにくい)
パッキンが真っ直ぐ下に降りてこないと他の2種よりブレが激しい
○フラットタイプ
面で押し出す押しゴムとの併用必須
ホップ調整はかなりシビア
耐久性が劣る(パッキンの薄い部分=弾との接触部分のため)
自ずと長掛けになるため弱いホップでも接触時間が長いので飛距離が出る
重量弾でも飛距離が出る
○マルイノーマルタイプ
そこそこ直進性がある
そこそこ飛距離がある
ホップ調整はやりやすい
そこそこ耐久性がある
重たい弾との相性が悪い
強ホップを掛けると初速が下がりやすい
(あくまで私見です。パッキンの材質、メカボックスのセッティング、弾の種類によって差は出ます)
これだけ見ると
直進性・・・Wホールドタイプ
飛距離・・・フラットタイプ
バランス・・・ノーマルタイプ
となります。東京マルイがずっと同じパッキンを使い続ける理由もわかります(ガスリボルバーはWホールドタイプ)
じゃあノーマルが一番じゃん!という声が聞こえてきそうですがそうじゃないんだよたけし君!
よく「飛距離を1メートル伸ばすより自分が1メートル前に出た方が良い」と言います。
また「命中精度が良くないなら当たる距離まで近づいた方が良い」とも言われます。
でもねよしお君!相手の届かない場所から一方的に撃つってロマンやん?バリケードの隙間を狙って撃つってロマンやん?
シューティングレンジで連続で快音を響かせたいやん?
そもそも好き好んで飛ばない当たらない銃を使うなんてナンセンスやん?
常に自分が使う銃には最高性能を求めたいやん?
というわけで今日もまた自分自身のメンテナンス、カスタムは後回しにして銃のメンテナンス、カスタムをするのです。

前置きが長くなりましたが今回組み込むのは2019年発売の最新作!と銘打った「MIYA-長掛けミドル/スリム」です。

「マガジンは自重で落下する」落下系YouTuberでお馴染みのマック堺さんの動画でも別商品ですが紹介されたそうです。

右がミドル、左がスリムになります。因みに材質はシリコンの硬度70°です。
スリムは0.2g~0.25g用、ミドルは0.25g~0.3g用とのこと。今回はミドルを組んでみたいと思います。

組み込む銃はいつものM4です。HK416Dタイプ、M27IARタイプ、MK18 MOD0タイプ、MK18 MOD1タイプのアッパーもありますかこの形態が大口径のダットサイト、短めの全長なので好んで使っています。

アッパーフレームを取り去るとメカボックス一体型チャンバーが現れます。
スプリング、ピストン、シリンダー、チャンバーが一直線になるので気密ロスも最小限、剛性も出るのでお気に入りです。

ストックパイプ、テイクダウンピンを抜くと上下に分割できます。この状態でスプリングを抜けるので爆発する要素が皆無です。

RETROARMSのチャンバーは設計が若干特殊なため3ミリほど切り取ります。

インナーバレルにつけました。半透明で透けているのでバレル穴とパッキンの突起の位置関係が一目瞭然です。

そしてその後チャンバーに装着。丁度押しゴムが入るところに突起がきています。
押しゴムはAirsoft97様で購入した猫なでホップを使います。
新しく調達したわけではなく以前から入っていたものです。
組み込んで突起の確認!

おお~。なんか出てる(小並感)
位置も丁度いい感じだったので組み込んで初速チェックをしてみます。
因みに組み込む前は85m/s前後です。
計ってみると0.25g弾にて87m/sを少し越えたところで安定。といっても私がよく行くバトル様では87m/sというレギュレーションがあるためまたもや分解してピストンに入れてある初速調整用の樹脂リングを取り除いたら85m/sを越えたところで安定。効率が良くなったのだろうか・・・
そして昨日久しぶりのぼっちサバゲーということでバトル様に行ってこれまたシューティングレンジで何かに取り憑かれたように撃つ撃つ撃つ・・・
元より若干突起が出ていたせいかいつもより格段に少ないクリック数でホップ調整は終了。適正ホップでも85m/sを下回ることはありませんでした。
ゲームで使ってみてもグルーピングが一回りくらい小さくなったかな?くらいの差は実感できました。
一度かなりホップを強くして撃ってみると銀河鉄道999の用に急上昇していきました。確かに0.3g弾でも余裕でホップを掛けることができそうです。
組み込んでみてまだ1日ですが今後は長い目で耐久性も見てみたいと思います。
もし耐久性も抜群なら決定版になり得るかも・・・
フジ